高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

気分も新たに

2015年09月29日 08時34分22秒 | 工房
2週間カナダ旅行から、帰ってきたら、気分を切り替えて、仕事モードに切り替えです。

留守中、事務方の人たちも、工房の業務をしっかりと行ってくれました。

職人さんたちも、コツコツと籠作りをしてくれています。

月曜日には、三宮さんが、「止まり船」という花籠を沢山仕上げて居ました。

それの、検品をし、悪い所はやり直すよう支持し、染色致しました。



今回、彼女には、この籠を100個作るように支持してあります。

どんな籠も、「100個作らないと自分の物に為らない。」と、常々思っています。

10個くらい作ったのでは、頭では判っていても、細かい手加減とか、段取り、流れ、自分の癖・・・・・

などなどが、体で覚える事に為ります。

この「止まり船」という籠は、荒物の籠を作る上で、基礎的な籠ですが、この籠をちゃんと綺麗に作れる人は少ないのです。

今回、三宮さんは、100個のうち、手直しは2個だけという、素晴らしい出来でした。

彼女は、籠作りをする上での、籠の形が見えるのでしょう!

午後からは、染色をしました。



さて、頑張りますぞ~。
コメント
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