高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

カナダ旅行 5日目 2  時差ボケの追い打ち

2015年09月15日 16時39分45秒 | 旅行
妻が、行方不明に為ったという、アクシデントはあったが、
何とか、4時間半のフライトの後、モントリオール空港に到着。

空港からは、空港バスに乗って、ダウンタウンに

バス乗り場の近くの、自動発券機で、バスチケットを買う、
空港バスも含めて、市内のバス・地下鉄乗り放題の「ワンデイパス」が、一人10ドルだ。
これは、とっても安いと思う。



ダウンタウンに着くと、もう時間は20時頃に為っており、暗く為っていた。

地図を片手に、道を聞き聞き、どうにかホテルに辿り着きました。

オーベルジュ ル ジャルダン ダントワーヌ
Auberge le jardin d'Antoine
https://www.expedia.co.jp/Montreal-Hotels-Auberge-Le-Jardin-DAntoine.h52947.Hotel-Information?rm1=a2&hashTag=overview&c=a0d80180-36dc-4831-b330-9b606c72188f&&rfrr=ALL.Itin.Booked.HOTname




もう、辺りはすっかり暗くなっています。
見た目は、ちょっとしょぼい、今回モントリオールでのホテルです。

ところが、見かけはしょぼいのですが、部屋のドアを開けると、びっくりするほど綺麗なホテルであった。



入って、すぐの部屋。
このソファーの奥の、家具に見えるのは、実は全面に倒れてくるベッドでもあった。今回、私は夜中に起きてきて、パソコンなどをゴソゴソするので、この部屋のベッドで寝ることにした、その方が、何時に起きても、妻に気兼ねしないで住むからだ。




2番めの部屋が、四畳半くらいは有ろうという、バスルームだ。広々としたジェットバスでゆっくり体を温め、シャワーブースは別にあるので、そちらで体を洗うという仕組みに為っている。



そして、一番奥に寝室があり、ダブルサイズのベッドが置いてある。今回、この部屋はエツコーネの専属の部屋として使って貰った。

このホテルで、2泊します。

ホテルに荷物を置いて、食事の為に外に出た。

目の前の道は、サン・ドニ通りと言って、有名なサンドニ劇場がある、賑やかな通りである。

大きな蒸留器が店の入口に据えられたお店に入った。

生ビールを売り物にしている店なのだろう。




気さくな店員で、とても気持ちよく食事が出来ました。



量は、何もかもが、すこぶる多い。

ほろ酔い気分になり、お風呂で体を休め、床に着きました。

日本との時差が、8時間のバンクーバーの時差ボケに、ようやく追いついたと思ったのも束の間、今度は、同じカナダの中なのに、
また,3時間の時差が追加されている。
夜中の3時半に目が覚めて、このブログを書いている。今、日本では17時頃では無いか!

まさに、 時差ボケの追い打ちだ!(>_
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カナダ旅行 5日目 1  妻が消えてしまった!

2015年09月15日 11時41分31秒 | 旅行
5日目はバンクーバーから、モントリオールへ移動する日である。

昨日までは、次男坊シンラが居たので、何かと心強い物があった。

今日からは、道に迷わないか?
起き引きや、スリに会わないか?
二人が離れ離れに成らないか?
などなど、全神経を集中させて、旅を続けなければ成らない!

モントリオール迄は、カナダエアーで4時間半掛かる、
カナダエアーには、有人のカウンターが見あたらず、全て自動チェックイン機で行われている様だ。
機械の指示に従って、「次へ」「次へ」・・・と、進んで行けたので、
「あ~、こんなのは大した事無いな。」と、安心していた。

ところが、飛行機に搭乗する頃になり、二人の座席が離れている事が判った。
私は、22Aで、エツコーネは22Eという事に気が付いた。
離れているといっても、1列が左右に三人づつの6人掛けのシートである。
私は窓際の一番左の席、エツコーネは通路を越えて、反対側の真ん中の席だ。

日本では、同じ予約から、離れた場所が提供される事は、先ずありえ無いので、気がつかなったのだ。機械の操作の途中で、座席番号が出た時に、変更する方法もあったかも知れないが、見落として居たのかも知れない。

「まぁ、此れも良い勉強だね」と、いつもの様にポジティブに受け止めた。

エツコーネの隣には、赤ちゃんを抱いた女性が座っており、無邪気に赤ちゃんと遊んでいる。

私の隣には、大きなお爺さんが二人座って居る、
トイレに行く時には、「二人に席を立って貰わなければ成らないので、申し訳ないな~」などと思っていた。

事件は、私の隣のお爺さんが、トイレに行くために席を立った時に起った。

隣のお爺さんに合わせて、私も一緒にトイレに行く事にした、その方が、何回も席を立って貰わなくて良いからと思ったのだ。
こんな発想は、日本人らしい。

トイレに行くと、何人も順番を待って居り、戻って来るのに5分以上かかってしまった。
エツコーネの席を見ると、彼女の席も空いているので、「あ~、悦子もトイレに行ったのだな。」と、思った。

しばらくの間、私は手持ちぶたさもあり、本を読んでいた。

10分経っても、悦子は戻って来ない。
「まぁ、女性のトイレは長いからな」と、思いつつ、

20分経っても戻って来ない。
「何処か、体調が悪いのだろうか?」と、ちょっと心配に為ってきた。

30分経っても戻って来ない!
「此れは、おかしい!」

40分経っても戻って来ない!
私が、何度も何度も22Eの席の方を見るので、段々と、隣のお爺さん達が不振の目で私をみはじめた。

50分経っても戻って来ない!
私の頭の中では、何か事件が起きている、きっと、何かに巻き込まれたに違いない!
隣のお爺さんは、完全に私の事を、ジャック・バウワーではないか?と、疑い始めた。

1時間経って、
遂に、遂に、私は、スチュワーデスに、叫んだ!
「Do you know My wafe」「She dose not comeback」
ビックリしたスチュワーデスは、後ろのトイレ、前のトイレを探すのだが、彼女は何処にも居ない!

「Oh.No!  Oh.My God!」と、私は心の中で叫んでいた。

このやり取りを聴いていた、隣のお爺さん達も、「大変な事が起こっている」と、思って居るに違いない。
しかし、真実は別の所にあった。

隣のお爺さんが
「 彼女なら、あそこに席を変わったよ~」と、二列前の悦子の頭が見える所を指差した。
そして、緊迫していた私の周りの席の人達が、ドッと緊張から解れたのか、みんな私の方を見て微笑んでいた。



しかし、私にとって、この1時間は、どれ程長い時間に感じられた事だろう、頭の中では、ありとあらゆる事を想定して、目まぐるしく変化して居た。もし、彼女が居なくなってしまったら、私も死んでしまおうとまで、考えて居たのだ!

「如何して、席を変わったのなら、一言、言わんのかい!」(≧∇≦)

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