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正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ソ連製の機械時計と掛時計を修理

2008年07月03日 | 時計修理
昨日はいい天気でした。
売り出しのご案内をもって来てくれるお客様も多く本当にうれしく思っています。
 岸和田から来られるY様いつもすいません。次は自転車のお話ゆっくり聞かせてくださいね。

 昨日の修理はソ連製の機械時計です。
巻芯が折れているのと分解掃除でお預かりしました。
 昔のソ連の機械ですが綺麗な機械でしっかり作っています。びっくりしました。
秒かなが入るところには人口のルビーが入っていてロレックスの機械のようでした。
分解掃除は完了し巻芯を作ってもらおうと思います。

3枚目の写真の一番右の大きな歯車に筒かなが入っていて時間合わせの時にスリップするようになっています。
その部分に油が足らなくなってくると巻芯負担がかかり折れてしまうことが多くあります。
オメガの機械やセイコーの機械にもこのタイプの筒かながあります。

 最初は探すのに苦労をして、たくさん失敗した思い出があります。

 次は掛時計です。S様からのお預かりです。
かなり昔の錘式の時計です。
時間がなくなってきたので分解までしてかえりました。
今日時間を見つけて穴の修正とホゾの修正、組上げをしていこうと思います。


バックが真っ暗です。この時点で11時を回っていました。
以前修理したことのある機種だったので資料を探しているうちに、「あーこんな機械もしゅうりしていたんやな~」とか
「この機械むずかしかったな~」とか思い出にひたってしまいました。
その時間30分

暑いお店の中で汗をかきながらもくもくと資料を読んでいました。

12時前にはお店を出てお風呂に入って寝ました。

長野さんまたまた部品持ってきてもらってありがとうございます。
今度は堺駅で待ち合わせして一杯飲みにいきましょうね。

今日も暑さに負けずにがんばります。