正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

スイス製の自動巻き時計とダニエルウェリントンのクオーツ、クロックを修理です

2020年06月28日 | 時計修理

朝雨が降っていましたが今は上がって太陽が出ています。

昨日は出勤前運動があっていつもより1時間遅い10時に開店しました。

少し午前中バタバタしていたので日記の更新が出来ませんでした。

おとといはスイス製の自動巻き時計から修理始めました。

ETA社の機械が入っていました。

分解掃除でお預かりです。

 

 

角穴車とめネジが外れて角穴車も取れている状態でした。

分解時部品を点検してから洗浄し組み上げました。

ほかの部品に痛みはありませんでした。

歩度の調整もできています

 

次はクロックです。

掛時計です

機械式の時計で分解掃除を依頼されました

タブレットに写真を撮って修理したので日記用のカメラで写真を撮るのを忘れてしまいました。

スイス製の機械式で分解掃除、通常は穴が大きくなっている個所はメタルを入れるのですが地板に突起が多く三日月タガネで絞めて修正しました。

 

しばらくかけて調整する予定です

 

昨日はダニエルウエリントンのクオーツ時計です。

お水が入っての不具合で早速分解して洗浄しました。

 

 

 

 

 

 

ガラスを外して機械を取り出す時計が多いのですがこの時計はベゼルが外れたので少し気持ちが楽でした。

洗浄後組み上げ消費電流等をチェックしてテストに入っています。

 

 最後は眼鏡の仕上げです。

ツーポイントの眼鏡の穴開けです。

微妙な穴の位置の違いで眼鏡がゆがんで見えてしまします。

慎重に穴の位置を大体決めてからドリルで穴をあけて少しずつ調整しながらリーマーで大きくして行ってます。

時間はかかりますが慎重に作業を進めて完成しました。

穴の位置が大切で隙間が少しでもあるとすぐにネジが緩んでしまいます。

しっかりと作れたと思います。

 

今日もクロックを予定しています。