正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ロレックスボーイズサイズ、ハミルトン、ロレックス紳士物SWモデルを修理です

2021年03月03日 | ロレックス

いい天気になりました。

3月1日からお店の上のデッキが開通し、朝お店の前を通る人が少なくなりました。

時代の流れですね。

 

昨日はロレックスの昔のボーイズサイズの時計から修理です。

機械は婦人物の機械です。

シンプルないい時計です。

分解掃除でお預かりしました。

 

 

 

 

ケースブレスの洗浄とパッキン交換も終わっています。

油が完全にない状態でした。

洗浄し部品を調べて組み、調整も終わっています。

ランニングテスト中です。

 

次はハミルトンの自動巻き時計です。裏蓋がスケルトンになっていました。

分解掃除でお預かりしました。

緩急針がなく、テンプについているネジで歩度の調整をするタイプです。

 

 

 

ETAの機械でこのテンプは初めてでした。

分解して部品点検後洗浄です。

交換部品はなく角穴車も大丈夫でした。

調整までできました。

 

最後はお水が入ってお持ちいただき急ぎで分解掃除になりました。

3135キャリバーの機械です。

 

 

竜頭のねじ込みを忘れて水仕事をされてしまったみたいです。

部品が錆びないうちにと先に分解掃除させていただきました。

機械の内部に錆はなく安心しました。

文字盤と針には少し変色が残ってしまうと思います。

洗浄後組み上げ調整までできました。

 

今日も一日頑張ります。