正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

セイコー昔のボンボン時計とオメガスピードマスタープロフェッショナル手巻きを修理です

2015年08月20日 | 時計修理
昨日は先日修理させていただいたフランクミューラーの時計の文字盤と針を取り付け、実測で3つの時間とも順調に動くか調べます。

きょうの朝は順調に動いていました。

問題なければケーシング後ワインダーにかけて自動巻き機構ののチェックと姿勢差、持続時間の点検です。

 
分解掃除は、セイコーの昔のボンボン時計です。時方のゼンマイが切れていて分解掃除、ゼンマイ交換です。






















ゼンマイも厚み0.25ミリのゼンマイでお店の在庫を調べて長さは少しだけ長かったのですが、厚みが一緒だったので交換しました。

時方、打ち方とも1番車のホゾ穴がかなり大きくなっていたので新しいメタルを入れて大きさを調整しました。

油汚れを綺麗に落としてからベンジンで洗って組み上げました。

この機械は時方の2番車、3番車、打ち方の3番車の組み合わせがややこしくかなり組むのに時間がかかりました。

何とか組み上げて打ち方の調整を今日する予定です。



オメガスピードマスターのプロフェッショナル手巻き時計です。




















止まりの状態でお預かりです。

キャリバー1863 T様からのお預かりです。

機留のネジのゆるみ、輪列の受けネジ3か所のうち2か所、文字盤を留めるネジ2か所が外れていました。
輪列の受けネジ1個は歯車の中に、文字盤を留めるネジはクロノの機構のレバーの間から出てきました。
そのほかのネジは物凄く固く入っていました。
歯車の不具合もなく洗浄後組み上げタイミング調整。

今日裏側を組んで文字盤針を取り付ける予定です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿