正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

グッチ婦人物手巻き時計とロレックスDATEを修理です

2017年11月14日 | ロレックス
今日は朝から雨です。

お昼過ぎには上がるみたいですが・・・。

昨日はクロックの修理を予定していたのですが、今日雨の予報なので今日に変更し、腕時計を2点修理です。

はじめはグッチの昔の婦人物手巻き時計です。









角型の文字盤で裏ブタがなくほぼワンピースケースに見えます。

外から観察してみてとりあえずガラスは外さないとと思って慎重に外し再度機械を点検しました。

文字盤の隙間から見える機械の形がどう見てもトノ―型か丸形。

文字盤側から外せるものではないと判断して裏ブタの開ける方法を検討しました。グッチの「G」マークを触っていると少し動いたのでもう少し触ってみると少し浮きました。

「G]マークを外してさらに金色のふたがありました。どうしても外れないので接着剤を使って引っ張り機械を見ることができました。

そのあと針と文字盤を外して機械を取り出しました。






完全に油が切れていて、日の裏車が固着。その状態で針回しをしたみたいで鼓車の歯がなくなっていました。






FEのかなり昔の機械なので部品探すのが難しいと思ったのですがなんとお店に同型の機械を発見。まだきれいな鼓車だったので交換しました。

分解掃除、部品交換で時計順調です。

次はロレックスの紳士物SS DATE M様からのお預かりです。
分解掃除でお預かりです。

キャリバーは3135






部品に痛みや汚れがなく洗浄後組み上げました。

調整の必要もないくらいの精度が出ています。

ケースブレスの洗浄をしているので乾燥しているのを確認しケーシングする予定です。


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