SEIKO紳士物手巻き時計とロレックス紳士物コンビモデルを修理です

今日は少し寒めの曇り空です。

11月もあと2日です。

後1か月気合い入れて頑張ります。

昨日はセイコーの紳士物手巻き時計から修理始めました。K様からのお預かりです


SEIKOマーベル



綺麗な文字盤の時計です。









止まりの状態でお預かりしました。

分解して洗浄。組み上げタイムグラファーでチェックしたところかなりの方振りが見られました。

ひげ持ちが固定式なのでテンプを一度外してひげ玉から調整しようとしたのですが、ひげ玉が割れているのを確認できました。

ひげゼンマイ注文し入荷まで待ってから仕上げる予定です。

次はロレックスの紳士物です。

コンビモデルで文字盤がホワイトローマン文字盤。





キャリバー3135の機械が入っていました。

O様からのお預かりです

止まりの状態でお預かりです。はじめはゼンマイが切れての不具合と思ったのですが、機留めのネジが折れて脱進機に噛んで止まっていました。

分解掃除、部品交換です。



油も少なくなっている状態でした。

機械のすべてのネジがかなりきつく入っていました。

ネジの胴体が細く頭の大きなネジは限界の状態で2個掃除後組み上げるときに折れてしまいました。

緩くてネジが外れてしまうことが駄目なのできつく締めることに問題はないのですが・・・。

洗浄後ネジを交換して組み上げました。

しばらくは調整する予定です。