正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

セイコーワールドタイム時計とロレックス紳士物コンビモデル、セイコー婦人物クオーツ時計を修理です

2020年07月14日 | ロレックス

今日も朝から雨です。

ここしばらくはこんな天気が続くみたいです。

 

 

昨日はセイコーのワールドタイムの分解掃除から始めました。

メーカー修理も出来ず部品もないため慎重に作業をしました。

中学の同級生からお預かりです。

 

 

この歯車の数はいつ修理してもびっくりです。それも受けが1枚でこの歯車をいっぺんに抑えます。

部品を使える時計をまず入手してからの修理でした。

たくさんの歯車がつながる機械なので部品に不具合があって調達するまでバラバラの状態では置いておけません。

分解して部品を点検です。プラスチックの歯車多くピンセットで持つだけでも緊張しました。

調べてみると部品に痛みはない状態でした。

洗浄をして組み上げ、各ボタンが正常に作動するか点検までできて問題ないないのを確認しています。

今日文字盤と針を取り付けて運針のチェックをします。

 

 

次はロレックスです。

 

 

紳士物のコンビモデルです。

ゼンマイが切れての不具合です。

 

 

 

 

 

ルビーの部分の油もかなり少なくなっていました。

 

分解掃除、ゼンマイ交換です。

キャリバー3135

部品は在庫であったので早速分解して洗浄です。

部品は問題なく注油しながら組み上げました。

歩度の調整までできました。

 

最後はセイコーの婦人物クオーツ時計です。

Y151 キャリバー

消費電流が高くすぐに止まってしまう状態でした。

分解掃除です。

洗浄をして組み上げました。

0.77μAで問題なく修理できました。

 

今日はシチズンの自動巻時計から修理始める予定です。

 



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