タグホイヤーの自動巻きクロノとオーディマピゲのクオーツの修理です

昨日はいつもお世話になっているS様からのお預かりのタグホイヤーの自動巻きクロノの修理です。
















購入後3年ということでお預かりしたのですが、止まりの状態でした。
機械は7750の機械でケースを開けてみると機留のネジと板が外れてしまっていました。

板は裏蓋の内側に引っ付いていたのですが、ネジが見当たりませんでした。

機械を取り出しみるとガンギ車の中に挟まった状態でした。止まりの原因です。
歯車をばらさないとダメなので分解掃除へ。
針、文字盤を慎重に取り外して分解へ。

ネジを取り出した後部品を点検して洗浄組み上げ、タイミんグ調整までしました。

次はT様からのお預りのオーディマピゲのクオーツ時計です。




部品の仕上げも地板ので仕上げも流石と感じました






回路、コイルどちらかがだめで電池を入れても発信音が無く、点検するとコイルの抵抗が0オームでした。
回路の準備は出来ていたのですがコイルはこれから部品を探そうと思います。

見つかり次第交換できるように機械の分解掃除だけ済ませました。

最後はクレドールのポイントつけ。
長年使用していると接着剤が乾いてくるのでポイントが外れることが多々あります。


竜頭を外して機械を取り出す作業があり、高級時計なので慎重に作業をして昨日の仕事は終了です。

今日は第3日曜日で月に一度の午後5時まで営業の日。

私の父は5年前他界していますが、家内の父が健在なので、今日早く帰って父の日をしたいと思います。