正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

インターナショナル昔の自動巻きとオメガシーマスターを修理しました

2017年01月22日 | IWC インターナショナル
昨日はインターナショナルの昔の自動巻きから修理開始です。

Y様からのお預かりです。




C853キャリバーです。
分解掃除でお預かりしました。





外装、機械内部とも綺麗な状態でした。
慎重に分解して部品点検後洗浄です。

組み上げ調整まで出来ました。
分解掃除で順調です。

次は同じくY様からのお預かりのオメガシーマスターです。
キャリバー562
















上から見た状態では綺麗な機械でしたが香箱部分に汚れが見られました。

穴が大きくなっていないか点検後洗浄して組み上げました。

明日まで運針チェックして文字盤と針を取り付ける予定です。

部分修理です。
セイコーの自動巻きクロノのガラス交換です。


いろんな方法でガラスを外すのですが、この機種はベゼルも外さないでケース内部から押し出してガラスを取り出します。

接着で止まっていましたが年数が経つので接着が緩くなってきていました。
交換後新しいガラスを接着しました。

竜頭に巻き芯が折れ込んでいて折れているネジ部分を削り出す作業です。















直径が0.7ミリの巻き芯です。
竜頭部分のネジ山を削らないように慎重に作業しました。

竜頭に残っているネジ山に入っていた削り残りが綺麗に出てきました。

気持ちよかったです。

比較の意味で10円玉の上においています。

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