正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ラド―の時計のケース修理とセイコークオーツ、ロレックスサブマリーナを修理です

2020年08月11日 | RADO

少し風はありますが暑い朝です。

雲が夏って感じの雲でした。

 

昨日はラド―の時計のケース修理から始めました。

 

 

 

4か所ネジで止まっていたのですが、3か所錆びていて頭を削って機械を取り出し修理をしてからケースに残っているネジの削り出しです。

直径の大きなネジなので0.7ミリのドリルから削り出し最後までそのドリルで調整できました。

3か所削るのに2本のドリルを使ってしまいました。

綺麗に残っているものも取れて新しいネジを合わせて機械を入れ今ワインダーで回っています。

 

次はセイコーの時計の分解掃除です。婦人物のクオーツ時計です。

電池交換で動かず分解掃除でお預かりしました。

 

 

 

 

 

 

 

開けてみると輪列部分に埃があり止まりの原因になっていました。

小さな機械ですが結構難しい構造でした。

部品のほどんどが金属で長く使用できるようになっている感じです。

 

次はロンジンの婦人物です。

竜頭を抜いて空気を送りガラスを浮かして機械を取り出す式です。

機械交換の機械で新しい機械が出ているので交換し文字盤針を取り付けて完了です。

針が当たったりしないかしばらくテストしてみます。

 

 最後はロレックスです。

 

 

 

ゼンマイが切れての不具合で分解掃除、ゼンマイ交換でお預かりです。

 

 

キャリバーは3135

珍しいダイバーウォッチでした。

分解してそのほかに痛みがないか点検してから洗浄し組み上げました。

少し片振りと進みになっていましたので調整して今テスト中です。

今日、問題なければ文字盤と針を取り付けて再度実測テストする予定です

 



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