正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ブルガリ自動巻き時計とオメガシーマスター自動巻きを修理です

2018年09月04日 | ブルガリ
台風21号が近づいていますが9時の時点で全然兆候が見られません。

急に雨風強くなるんでしょうね。

一緒に働いている人は今日はお休みにしてもらいました。

お昼から夕方まではもの凄いことになるんでしょうね。

お昼からは修理の予定です。

昨日の修理残業はブルガリとオメガです。

2892A-2ベースの機械を2点

始めはH様からのお預かりのブルガリです。



裏蓋が空いて湿気が入り錆が歯車に噛んでいる状態でした。









ざら回しもギシギシした感じですぐにやめて分解掃除へ。

細かな錆が地板の上に乗っていました。洗浄後組み上げ調整まで終了です。

次はオメガシーマスターです。

O様からのお預かりで一日の遅れが大きくなってきたということでお預かりです。



Ω1120キャリバー

初めての分解掃除みたいです。









部品に損傷はなかったので分解掃除をして組み上げました。

調整等は今日今からする予定です。

最後にセンチュリー クオーツ時計の電池交換を依頼されたのですが8か所のネジのうち4か所錆でネジが回らない状態でした。

ケースがサファイアの石。








錆が原因でケースが少し膨張しクラックが1か所見られました。
ひびが大きくならないように慎重に作業をしました。

ネジの部分に3日くらい前から錆取りの油を少しずつ入れていき、1個ずつネジを解いていきました。



昨日最後の1個が取れました。

緊張しました。

ねじの頭と胴体の太さがあまり変わらないネジだったので折れ込まなかったんだと思います。

早速機械を取り出して分解掃除の作業に移りました。

ケース 文字盤とも綺麗な時計でした。

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