正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ロレックスのオシドリ修正と針修正、セイコーアルピニストを修理しました

2014年07月16日 | 時計修理
昨日はおとといから修理していたシチズン時計のバンドの修理です。
これがなかなか厄介で残っているピンを削り出して、新しいピンを作ってはんだで固定。
もう1か所は細いばね棒を探して合わせ完成させました。

次はロレックス2135のオシドリのピン作りです。
規制レバーがかかるピンが折れていました。









修理する時計は新しい部品を購入して交換しましたが、見本があるうちに折れたピンを抜いて新しいピンを作って叩き込みました。
直径0.38ミリで先が0.28ミリ。
0.5ミリの材料を削って太さ、長さを調整しました。

分解掃除です。セイコーアルピニスト。












キャリバー4S15
自動巻きができないとのことでお預かりです。



分解掃除、自動巻き機構の調整です。機械内部は全体的に汚れが見られました。
洗浄して注油、組み立てて昨日の修理は完了です。

最後はロレックスの針調整です。
針が前に加工修正されている跡があり、短針と長針がずれていました。




針を一旦抜いてから新たに入れてケーシング。

今日は昨日よりも暑くなりそうです。
お店も扉また閉めての営業の日が近くなっている気がします。

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