Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

久住山 赤川温泉ルート 61/100

2023-02-19 17:44:00 | 日記



九州6日目。久住山か、祖母山か、雨雲レーダーと睨めっこの結果、気象条件に大差ないため、コースタイムの短い久住山に決めた。今日は前線の通過により、昨夜来の雨が昼過ぎまで続き、午後遅くに晴れるという嫌な天気だ。



10:00に赤川温泉を出発、久しぶりにレインウェアにスパッツをつけて登る。この前線は南の暖かい空気を流し込み、この時期としては暖かくて良いのだが、冬の雨は体が冷えて困るのと、濡れた衣類や靴を干すことができないのが困る。




冬は特に汗をかかない様に気をつけているのだが、こんな日に限ってひどく汗が出る。昨日の酒だ。この2日、阿蘇山、久住山、祖母山の真ん中にあるある駐車地で夜をすごしている。近くに温泉、コンビニ、そして居酒屋まであるという、便利な場所だ。自宅を出て以降、ほとんどアルコールは摂取していなかったので、到着した日に早速ビールと焼酎でこれからの安全を祈願した。翌日の阿蘇では、いつも同様、汗をかくこと無く登れた。そして昨夜、同じように、同じ量のアルコールを摂取したのだが、渇ききっていた一昨日とは違い、水分量がオーバーした様だ。惰性で飲むとこうなる。って、我慢もしないが。




くだらない話で恐縮だが、僕にとってはある種の発見だ。飲みてー、と心から思うなら飲む。そして、翌日汗かかない。
という事で、今日は冬の雨の中、早速汗をかいて気持ち悪い登山となった。悪いことに、平地では春一番と呼ばれるその強風が山の上でも吹きまくる。山頂部では昨日よりも強く吹き、視界が効かないこともあり、そそくさと下山したのだった。




この久住山、ミヤマキリシマと温泉でも有名で、多くの登山者を集めるそうだ。この赤川温泉ルート、南面の急傾斜を直登する。晴れていれば久住高原や阿蘇の大展望を慰めにして耐えるのだろうが、今日は何にも見えないので、ただの急登だった。それにしても階段が実に綺麗に整備されており今日の様な日はとても助かる。




コースの標高差は800m弱だが、下半分が階段、上半分が岩登り。




最後の標高差の大きい岩場は、前半の階段のおかげで筋力が温存されており、助かった。下り、何も見えずに暇なので、階段の数を数えてみたら、1,600段ほどを確認できた。竹田市なのか、久住町なのかはわからないが、多くの登山者のために整備していただき、ありがとう。




さて、いつもの様に、下山後赤川温泉赤川荘で温まっていると、予報通り、陽の光が差し込んできた。これも、いつもの事。帰り道で初めて久住山と久住高原を見ることができて、ほんと良かった!




さて、この駐車地も今夜が最後。二晩お世話になった居酒屋に挨拶に行かねば。
明日は九州最後の祖母山に登ります。






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