今回は個人的な日記。
正月の賑わいも落ち着いてきたので、休みをつかって雪山登山のため久住へ行ってきました。
登ったのは18日。
前日に雪が降ったとの情報があったので、山頂付近の雪景色が楽しみ。
幸いにも天気が良く、絶好の登山日和です。
朝8時、牧の戸峠から出発。
この日は気温が7℃あり、英彦山より標高が高いのに気温が高いのが不思議。
日当たりがいいからでしょうか。期待していた霧氷は溶けてしまっていました。
朝日が輝きだすと暑いくらい。
目的の久住山の山頂が見えてきました。
その前に中岳へ登ってみることに。
久住わかれから中岳へ向かう途中に、御池とよばれる火口湖があります。
山好きさんのブログを見ると氷の上を渡れると書いてあるので、おそるおそる渡ってみることに…
スケートリンクをイメージしていたものの、上には雪がどっさり。
最短ルートを歩く足跡もあれば、くねくねと楽しむようについた足跡も。
池の端には迂回するようについたカモシカのような動物の足跡があり、氷上を堂々と歩ける図太さ?は人間のほうが上手のようです。
中岳(1,791M)山頂。右側に見えるのは稲星山。
こうして1700級の山々が連なって九重連山をなしています。
こちらが九重連山の主峰、久住山(1786.5M)
奥に見えるのは星生山。
ちょうど山頂で地元の山岳会の方に出会い、山の歴史や自然についてお話を聞けることができました。
久住山もかつては信仰の山であり、修験道廃止とともに信仰も薄れていったようです。
今は観光の山として列をなすほど登山者が入山するのは嬉しいことだが、その分、踏み荒らされるなどで植物の荒廃が進んでしまうといった悩みもあるそうで、観光と自然保護を両立させるのが課題なのはどの山も同じようですね。
こうして地元の方や出逢った登山者との会話を楽しむのは面白いですし、別の山を登ることで英彦山をまた違った側面から観察できるようになれるような気がします。
ミヤマキリシマが咲く頃にまた登ってみようかなと思います。
登山ついでにパワースポットへ。
黒岳の北側に男池とよばれる湧き水があるのですが、ここが抜群の透明度。
名水百選にも選ばれ、飲むことも可能。
山から湧き出る水と聞いてはだまってられない。獅子の口とどっちが美味しいか勝負。
ムッ、なんという混じり気のないナチュラルさ。
喉から胃まで直通するようななめらかさで、登山後の火照った身体に染み渡っていくような・・・
登山直後だとアンフェアなので、勝敗はやめておきましょう(笑)
ともあれ、一汗かいた後の天然水は格別です。雪山の清水となると冷たさも一層。
近くには白水鉱泉という天然炭酸水が湧出している採水地があるので、そちらもオススメ。
まだ雪が降っているので行かれる際は気をつけて。
写真は水草の水中写真。
水中とは思えないくらいの透明。
撮影中は手が凍るかと思うぐらい冷たかった…