高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

11月29日(火)の様子

2011年11月29日 22時10分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆11℃

 

明後日から12月。

今年の秋は全体的に暖かい日が続いたせいで、紅葉が早かったのか遅かったのかよく分からない、不思議な季節でした。

山頂は散り始めたよといった情報もあれば、まだ色が変わらないといった情報も。

電話での問い合わせも多かったのですが、何とも返答に窮す紅葉具合で、惑わしてしまった方には大変ご迷惑を掛けてしまったかなと。

それでも英彦山各所がテレビ・新聞で報道されたおかげで、山全体が活気に包まれたように思えます。

秋が一番賑わう季節。紅葉狩りもようやく一段落がつき、職員一同ほっと胸をなでおろせたといったところでしょうか。

麓のほうではもう少し紅葉が残っているところもあるようなので、まだもうちょっとだけ楽しめるかなと思います。

 

さてさて、お宮は紅葉シーズンが終わり、正月準備に取り掛かっています。

毎年のことですが、12月に入ると雪が降るので、早めに正月縁起物を出しております。

Pb290010

干支がら・800円

 

Pb290022_2

昨年は白い雪うさぎでしたが、今年は色とりどりの龍。

ひとつひとつ手作りなので、色も形も違うのががらがらならではの味わい深さ。

キュートで愛らしいデザインなので、お土産としても喜ばれることでしょう。

 

正月だけの限定品。神社らしく、紙垂と社名入り短冊つきに特別奉製しております。

数に限りがありますのでお早めにどうぞ。

 

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11月21日(月)の様子

2011年11月21日 14時48分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆1℃

 

今朝は一番の冷え込みを観測しました。

朝方は0℃と、ここ数日の気温からすると急激に冷え込みました。

下山者から溶岩の壁には氷柱が下がっていたと聞き、これは写真を撮らねばと駆けつけることに。

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見上げると小さいながらもたくさんの氷柱が。

15時すぎに行ってもまだ残っていました。

 

Pb2100121

麓ではまだ紅葉が見られるというのに、山の上では冬到来といった感じです。

 

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11月20日(日)の様子

2011年11月20日 15時59分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆小雨のち曇り

◆4~5℃

 

今年の紅葉は、この週が見頃というのがなく、じわじわとどこかしらが色づいてきたな、といった感じでした。

下の駐車場も一斉にではなく、今日になって鮮やかになった木も。

週末になるたび雨ばかりで葉が散り、一時はどうなるかと思いきや、なんとか見れるぐらいにはなりました。

 

毎年、高住神社の紅葉を楽しみに来て下さる方も多く、私たちもそれが楽しみのひとつです。

今年も双子ちゃんとおにいちゃんのご両親が来られました。

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紅葉の階段のところで今年もモデルになってもらいました。

せっかくなので七五三千歳飴で記念撮影。

 

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前日の雨のおかげでか、赤々とした葉が舞い落ちて綺麗でした。

1日経ってから見に行くと、葉は丸まってしまっていたので、ちょうど良かったかもしれません。

なんとか紅葉に間に合って良かったなと、ほっとしました。

 

そろそろ葉も落としかけ。

来週の土日はわずかながら見れるでしょう。

岩石城や添田公園あたりも良い具合でしょうから、豊前坊帰りにぜひどうぞ。

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11月19日(土)の様子

2011年11月19日 12時42分51秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雨

◆13℃

 

昨日から雨が続き、流れが氾濫しています。

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轟音と白い飛沫をあげて一気に流れてゆく川。

こんなに溢れるのは梅雨どき以来。今年の秋は雨が多いとは思っていましたが、ここまで降るとは。

油木ダムも例年にないくらい水かさが増しているそうです。

これは湖面に映る紅葉を撮るのにいいかも知れないと、晴れたら行ってみることにしましょう。

 

下の駐車場はこんな具合。

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早めに紅葉したモミジはすでに散ってしまっていますが、これからという木々も。

葉の赤さと濡れた幹の黒さのコントラストは、雨の日ならでは美しさ。

 

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まだ青いモミジもあって、これから色づいていく様が待ち遠しいです。

 

 

さて、添田町の企画財政課から、こんな本が届きました。

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今年で添田町政100周年

明治20年代以降、各町村が合併して今の添田町になりました。

そして明治44(1911)4月1日、住民の念願であった町政が施行され、今年は100年目なのです。

それを記念して刊行されたのがこの『添田百科』

添田町のあゆみが年表や写真とともに紹介され、山裾の農村地帯から採炭業の町と時代の流れとともに変化してきた歴史と、そして観光と地域産業の発展に力を入れてゆくこれからの豊富が綴られています。

この地で生まれ育った人々にとっても、これから添田を好きになりたい方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

添田町役場の方々、立派なものを寄贈していただきありがとうございました。

 

それと同時に100周年記念切手も発売されています。

Photo

英彦山の夕景、奉幣殿、深倉峡の紅葉、山頂の雪景色、添田城の桜…

添田町の魅力がふんだんにつまった記念切手。

遠くの親戚・友人への手紙に添えたら喜ばれるでしょうね。

 

◆100周年記念誌『添田百科』 … 1冊1,000円

◆100周年記念切手 … 1シート800円

 

添田町役場・歓遊舎ひこさん・しゃくなげ荘・ホテル和・スロープカー各所でお求めになれます。

詳しくは添田町役場ホームページをご覧下さい。

https://www.town.soeda.fukuoka.jp/docs/2011111000030/

 

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毛谷村六助の墓とかかしワールド

2011年11月17日 15時50分00秒 | 毛谷村六助物語

『むかーし帆柱ん山ん向こうん毛谷村に六助さんちゆう大層な力持ちの武芸者がおったち。力のほうな十人力じ向かうとかぁ敵なし、武芸んほうな豊前坊の天狗さまに習うち…』

(犀川の民話)

 

英彦山大分県の山国町へ向かう途中、毛谷村という地域があります。

その槻木(つきのき)という集落に、毛谷村六助の墓はあります。

500号線を道なりに走って左側。『毛谷村六助の墓』と書かれた看板が目印。

集落に向かって少し行くと、こんな看板が見えてきます。

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ここの右手に古びた石の墓が。

 

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墓前にはお供え物があり、今でもお参りの方がいるようです。

その横には説明板があり、こう書かれています。

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毛谷村六助は、父母が子宝に恵まれず、英彦山の豊前坊(高住神社)に祈願して授かった子であると伝えられ、七月六日(七夕の前日)に生まれたので六助と名づけられた。(中略)成人した六助は、太閤秀吉の前で角力をとり、三十七人抜きをするほどの怪力であった。やがて、加藤清正の家臣にとりたてられ、名を木田孫兵衛と改めた。そして、朝鮮出兵(文禄の役)の戦場では、至るところで一番槍の功名を馳せたことで知られている。(後略)

 

六助は仕官した後、木田(貴田)孫兵衛と名を改め、清正公の家臣として加藤十六将に名を連ねるほど大いに活躍したそうです。

その豪傑ぶりからどこで鍛えたのだろう、そりゃあ英彦山の天狗さんから習うたんやろう、といった具合になったのでしょう。

ちょうど牛若丸が鞍馬山の天狗から剣術を習ったように、英彦山の豊前坊天狗から武芸を伝授してもらった。人ならぬ存在から神通力を得るといった英雄譚につきものの話が六助にもあるようです。

 

細かい経歴はまた別の機会に紹介するとして、ちょうど今、山国町では「かかしワールド」といって、町のあちらこちらでかかしを見ることができます。

そして毛谷村で展示されているのが郷土の英雄・六助。

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毛谷村では、六助を題材にした歌舞伎の演目『彦山権現誓助剣』の様子をかかしで表現しています。

 

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若き六助が師匠・吉岡一味斎に剣術の手ほどきを受けているところ。

足元のはイノシシ。髪の毛とイノシシはシュロ皮でできているようです。

 

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これは成人した六助。立派な体躯を彩るのは鯉のぼり。歌舞いてますねえ(笑)

 

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父の敵である京極内匠(微塵弾正)を仇討ちをするお園。

手前はそれの助太刀をする六助。

 

どれもこれものっぺらぼうなのに、躍動感ある動きで表情豊かです。

かかしワールドは今月の26日まで開催されています。

耶馬溪から英彦山までの道すがら、紅葉と一緒にかかしを見学してみてはいかがでしょう。

コメント (2)
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