高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

6月30日(木)の様子

2011年06月30日 16時34分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆18℃

 

早くも九州南部では梅雨明け宣言が出ましたね。

こちらも早く梅雨明けしてほしいと思うのですが、この分だとまだもう少しかかりそうですね。

 

さて、今日は一騒動がありまして・・・

 

下山者から連れ合いが怪我をしたという報告を受けました。

すぐさま119番に連絡し、救急車を手配。

山に救助に向かおうと思った矢先、当人が足をかばいながら下りてきたのです。

容態を聞くと、傷口から血が止まらず、通りがかりの登山者が応急処置をしてくれたとのことで、左すねの足首そばをビニールテープで止血してありました。

 

通報してから3,40分後、救急車が到着。

救急隊員が傷の確認をしながら処置をしていきます。

固唾を飲み込みながら見守る我々・・・。

P6300034

傷口より上部に止血帯を巻き、患部にほどこされたビニールテープをはがしていきます。

怪我人が傷口を見てショックを受けないよう別隊員が目をふさいでいるものの、テープをはがすときの痛みに体がビクッと反応し、見ているこちらも冷静でいられず。

処置中に患部を見たのですが、バランスを崩した拍子に突起物に強くぶつけたそうで、見るも無残なほど深くえぐれていました。

救急隊員の適切な処置のもと、救急車に乗って急いで病院に運ばれて行きました。

 

骨が飛び出すほどひどい怪我でなかったので一安心。

山歩きに慣れたベテランでも、ふとしたことで怪我に繋がるのですね。

幸いにも通りがかった登山者に助けられたのと、自力で歩けたのが救い。

これが人通りの少ないルートや悪天候時だったならば、発見も救助も遅れていたことでしょう。

たとえ軽登山といえども、もしもの時のために救急グッズを持っておくと良いでしょう。

 

これから夏山登山で軽装になってきます。

肌の露出が多いぶん、飛び出た枝で切ったり岩場で擦りむいたりすることも。

またブヨ(ブト)などの害虫も飛び交っているので、なるべく肌の露出を抑えるなど気をつけたほうが良いかも知れませんね。

という私も気をつけて山登りをしたいと思います(^^)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月21日(火)の様子

2011年06月21日 16時37分57秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れのち曇り

◆17℃

 

今日は午前中は天気が良かったので、オオヤマレンゲを撮影しに行ってきました。

サボリにあらず。名所を案内するのも私たちの仕事ですから(笑)

 

今回の撮影場所は、「溶岩の壁」と「太いロープのある難所」の個所。

前方を福岡市内のカルチャースクールの団体さんが歩いていて、皆さんもオオヤマレンゲが目当てだったようです。

P6210002

これが溶岩の壁。

ここのすぐ上にオオヤマレンゲは咲いています。

高住神社から歩いて約15分。

 

P6210005

オオヤマレンゲを守るため柵がしてあります。

「あ~咲いているね~」と皆さん喜んで撮影してました。

 

P6210011

これが私の撮影してきたオオヤマレンゲ。

 

P62100181

細かく観察できるよう、中心の約をアップで撮影してみました。

黄色い先端に、チョンと紅が差したようになっています。

カルチャースクールの先生の説明によると、園芸種のオオヤマレンゲは大陸産で赤みが強いとのこと。

やはりこの色合いは固有種ならではなのでしょう。

 

 

そしてもう1ヶ所、一本杉を過ぎた太いロープのある難所のところ。

P62100492

一度気づかず通り過ぎてしまい、山頂まで行ってから戻りがけに見つけました。

足元に注意してばかりだと、上に咲いている花を見落としがちになりますね(汗

 

P62100421

こちらは花弁が開ききる前の花。

葯もまだ中心に寄ったままの状態。

 

P6210038

じっくり上から見ると、葯は偏平なんですね。

 

ここのオオヤマレンゲは見にくる時期が遅かったようで、枯れかかった花がたくさんありました。

三日花と言うようにひとつの花自体は長持ちしないので、咲きほこった時期を見るには足しげく通うか、随時開花情報を仕入れて狙っていくか、はたまた運良く出会わせるかのいずれか。

遠くから英彦山まで来て、この花に出逢えたのはとても幸せなことです。

 

P6210046

まだつぼみもあったので、もう少しは楽しめるかと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月19日(日)の様子

2011年06月19日 15時48分33秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雨

◆14℃

 

連日雨が続いています。

P6190004

それにも関わらず、雨の中お参りに来てくださる方がいて、その信仰心の篤さに頭が下がるばかり。

ブログは静かな内容ですが、社頭は参拝者の笑顔と笑い声にあふれています。

参拝者との温かなふれあい、それがここの良さでもあるようです。

 

 

さて、昨日は夕方から皆作祈願のお祭りに行ってきました。

場所は田川市内の彦山川沿い、水田地帯にある小さな氏神神社です。

(※カメラを忘れて写真はありませんのであしからず)

 

以前もブログで紹介しましたが、ここの皆作祈願には「くじ」が引かれます。

それは“御潮井採り”の場所を決めるというもの。

天神社と水神社の2ヶ所分をそれぞれ、海と山に汲みに行きます。

山の場合は、ここ高住神社や福智山系の菅生の滝が採水地にあたり、

海の場合は、周防灘の蓑島や長井の浜などが候補として上がります。

 

ちぎった半紙の切れ端にこれらの採水地を記入し、それを丸めて三方に載せ神前に供え、お祓いの後に氏子一同の前でくじを引きます。

くじの引き方というのが、祓串(はらいぐし…お祓いのときに使う道具)で拭い取るというもの。

麻に絡ませ引っかけ取るとでもいいますか、例えは悪いですが、UFOキャッチャーの要領です。

引いたところが神様の欲する御潮井、つまり御神意ということ。

今年は天神様・水神様ともに長井の浜が出ました。両社とも同じところとはめずらしい。

ということで旧暦七夕の早朝、長井の浜に採りに行くことが決まりました。

一昨年は私が豊前坊の神水を引き当てたのですが、今年は海水が欲しかったようです。

P6190004_2

参考画像として御潮井。これは行橋の水利組合が当神社に奉納した分。

 

昔は“皆作籠り”といって、お宮で一晩夜を明かしたそうですが、今は氏子数も減ってそういうしきたりもなくなりつつあるようです。

 

それにしてもお供えのご飯が美味しいこと。

神様のお供え物は氏子さんがたが持ち寄ってきます。

これからは“地産地消”の時代、地元の食物を大事にしてゆきたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月16日(木)の様子

2011年06月16日 13時32分34秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雨

◆14℃

 

今日も雨がザァザァと降っています。

P6150013

水たまりができるほどの雨量。

階段も滝のように水が流れこむ時があるので、梅雨どきは長靴がいいでしょう。

先日、雨の中参拝に来たご家族はビーチサンダルを履いていました。

なるほど、これならいくら濡れても大丈夫。

悠々と水たまりの中を歩く子どもたちに、なかなかの知恵者だと感心してしまいました。

 

 

顔なじみのyoshieeeeさんから、玄関に置き土産をしましたよと連絡があったので確認したところ、茶色いビロードのような質感の木の実が。

なんだろうと氏のサイトに飛んでみたところ、「イスノキの虫こぶ」と判明。

(路傍の石:http://yoshieeee.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/06/post_be6c.html

P6150001

写真は当社比

 

アブラムシの一種が寄生してできるようですが、ずいぶんと大きな虫こぶですね。

昔は子どものおもちゃだったようで、笛にして遊んだとか。

中の住民ならぬ“住ムシ”はいないようなので吹いてみました。

「isunoki.WMA」をダウンロード

(※携帯からは聴けません)

 

例えるなら、戸板を抜けるすきま風?

音を鳴らす要領はビール瓶を吹くのに近いものの、もう少し歌口を整えたほうが鳴りが良さそうです。

ですが、せっかくなので原形のまま保存しておきたいと思います。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月15日(水)の様子

2011年06月15日 16時30分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆14℃

 

朝、Fさんが回廊掃除中に鳥の巣が落ちているのを発見。

P6140030

 

細かい枝やワラをつむいで泥で固めた巣でした。

巣材にはどこから調達したのかスズランテープもまじっていて、補強材にはもってこいの材質。

カラスなどは針金ハンガーを利用して巣作りをしますし、人間の出したゴミさえ利用するなど、鳥たちも時代に沿ったマイホーム作りをしているようです。

 

しかしこれ何の鳥の巣でしょう?

境内で巣作りしている鳥といえばミソサザイが真っ先に浮かぶのですが、彼らは苔などで巣作りをしているので違うように思えますが・・・。

 

崩れた巣の状態から古い巣が風で落ちてきたようですが、ここ数年は巣が落ちていた辺りで雛の鳴き声や親鳥が出入りしている姿を見かけなかったので、もっと昔の時代でしょうか。

3つ並んで落ちていたことからすると、毎年ここで巣作りしていたようですね。

 

名も分からぬ鳥ですが、ここが安全な場所と安心できるのであれば、またいつか巣を作ってもらいたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする