本日の高住神社の状況です。
夕方から公民館で会合があったので、通りがかりのついでにミツマタを撮ってみました。
英彦山神宮参道沿いに咲くミツマタの花。
紙の原料として用いられたこのミツマタ。
ラッパのような花が毬状に咲いています。こんなかたちした紙細工がありましたね。
長い参道も、花を見ながら上ればあっという間に着くでしょう。
そのまま銅の鳥居まで下って、霊泉寺を訪ねてみました。
英彦山修験道本山霊泉寺。
明治の神仏判然令発布に引き続いて修験禁止令が出され、霊仙寺(当時の呼称)に代わり英彦山神社(当時の呼称)が一山をになうことになった経緯があります。
元は玉屋谷にあったとされる霊泉寺ですが、現在は銅の鳥居そばに移動しています。
お寺なので鰐口が吊り下がっていました。
鉦を叩いて参拝。日が傾き始めた頃だったのですが、夕暮れには鉦の音が似合いますねえ。
ここ霊泉寺は九州西国三十三観音霊場の一番札所。
『深山幽谷の英彦山から仏の里国東をへて、火を吹く大阿蘇に至る山の道
悠久の筑後川と無辺の有明川から西海の島々をめぐり怒涛の玄界灘をいく海の道』
北部九州をぐるりと一周するように観音霊場をめぐる巡礼の旅。
山の道、海の道と、季節ごとの景色を眺めながら霊場巡りをしてみるのも面白いかも知れませんね。