本日の高住神社の状況です。
◆曇り
◆0℃
◆積雪量10cm前後
気温が氷点下を上回り、雪が少し溶けてきました。
フカフカの新雪状態もつかの間。少し残念ですね。
下の写真は昨日の様子。
雪ソリで遊ぶ子どもたちの楽しそうな声が神社まで聞こえてきました。
これも今週末までは持たないかな。
まだ冬は長いので雪が降るチャンスはあります。次に期待ですね。
本日の高住神社の状況です。
◆曇り
◆0℃
◆積雪量10cm前後
気温が氷点下を上回り、雪が少し溶けてきました。
フカフカの新雪状態もつかの間。少し残念ですね。
下の写真は昨日の様子。
雪ソリで遊ぶ子どもたちの楽しそうな声が神社まで聞こえてきました。
これも今週末までは持たないかな。
まだ冬は長いので雪が降るチャンスはあります。次に期待ですね。
本日の高住神社の状況です。
◆雪晴れ
◆-2℃
◆積雪量・・・15~20cm
一晩経ち、ごっそりと雪が積もりました。
はらはらと舞う程度の雪はありましたが、雪らしい雪景色は今季初です。
この雪を待ちこがれていたかのように、別所駐車場も鷹巣原駐車場も、雪山登山者の車で溢れかえっていました。
新雪を踏みしめながら歩くこの感触。やっぱり英彦山の冬は雪がないと始らないですね。
長く続くと面倒でうんざりしてきますが、しばしはこの初雪を楽しみたいと思います。
本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆-2℃
顔なじみの山好きご夫婦から、お菓子の差し入れをいただきました。
橙(だいだい)の皮で作った砂糖菓子。
オレンジとかレモンで作る「〇〇ピール」をダイダイで作ったので、さしづめダイダイピールですね。
ダイダイ酢をしぼった残りの大量の皮をどうしようかと、ネットで調べて手作りされたとか。
一口ほおばると、ダイダイの香りとともに口中に広がる甘さとほろ苦さ。
思わず笑みがこぼれてしまうほどの美味しさ。やみつきになりそう。
正月飾りのダイダイの再利用にちょうど良いかも。
美味しい差し入れをありがとうございました。
撮影・制作・編集/なかいま企画 【九州の神社】 http://www.kyushu-jinja.com/ 2018/12/11公開
直リンク先:https://www.youtube.com/watch?v=poDGi5SEbJk
なかいま企画様より掲載許可を頂き紹介しています。
本日の高住神社の状況です。
◆曇りときどき晴れ
◆2℃
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別の御崇敬と御交誼を賜り、職員一同厚く御礼申し上げます。
本年におきましても変わらぬ御篤信を賜りますよう、お願い申し上げます。
しばらくブログ更新が滞っていましたが、一ヶ月ぶりくらいでしょうか(こそっと護摩焚き記事上をげています)
年の暮れから年明けと、昨年に続き今年も参拝多数で大忙しでした。
雪がない、というのが参拝者の足取りを軽くしてくれたのだと思います。
元日の夕刻にはらりと降ったきりで、松の内まで順調だったのは初めてのことではないでしょうか。
さて、今日は正月七日、松の内納めの日。
地域によっては15日までを松の内と定めるところもあるようで、一般的には7日といったほうが正しいでしょう。
門松など松飾りをはずすことを「松送り」とか「松納め」と呼び、これは正月中に迎えた歳神様をお送りする儀式。
これもまた4日であったり7日であったり、15日までは飾ると地域差があるようですから、どうやら正月期間は一定ではない様子。
これほど差が出るのは、宮中祭祀から武家へ、そして庶民へと正月の祝賀行事が大衆層に広まるにつれ、世相や文化的背景の影響を受け変化してきているからで、インターネットで調べてみるとそのような内容がうかがえます。
(個人的にインターネット上で見かける小ネタ情報は、似たりよったりの内容で情報源の転載ばかりが目立つのであまり参考にしていません。手元の本の補足として利用する程度にしています。閑話休題)
正月行事は大正月と小正月に別けられています。
それは元来、陰暦望月にあたる15日が「正月」であったものの、明治期の新暦採用によって朔旦である一日を「正月」とする意識が広まったことによります。
たびたびブログでもあげていますが、盆と正月は祖霊信仰に基づく一対の行事なので、1月15日が本来の正月。
小正月では農作や養蚕、悪疫退散などの農耕にまつわる儀礼が多く、「左義長」や「どんど焼き」と呼ばれる火祭りで松飾りを焼くことは、歳神様を見送る「送り火」としての役割、正月納めの儀式(日常へ戻る農作初めの儀)と言ってもよいでしょう。
(イメージ写真:写真ac)
現代人の生活からすれば、正月は長蛇の列に並んで初詣、その後は初セールや福袋で買い物、親戚知人と集まって騒いで、三が日を終えたらすぐ仕事初めと、短い連休をいかに有意義に楽しむかということでしょうか。
そう考えると出勤通学など日常生活が始まる直前までが正月になってしまうのかも知れませんね。
いつまでが松の内か、正月飾りを飾る日と下ろす日はいつかなど、やはり親や祖父母など身近な年長者に聞くのが一番でしょう。
親から子へと伝えられてきたものが今を作っているわけですから。
* * * * * * * * * * * * *
さて、昨日は七草粥の日。
(イメージ写真:写真ac)
若草の青さほろ苦さが胃の腑に染み入る、正月疲れを癒してくれる味でした。
セリナズナ、ゴギョウハコベラホトケノザ、スズナスズシロ・・・が一般的ですが、これも決まりがあるわけではないようです。
正月初めの“子”の日に若菜を摘む野遊びが、中国から伝わった五節句のひとつ「人日」と合わさって七草粥の風習となったとされます。
霜雪を耐える雑草の、真冬でも青々しい生命力にあやかろうというものが七草なのだと想像して食べていたものの、よくよく考えれば旧暦の正月といえば今でいう2月。
さらに先述の通り、正月15日が本来の正月行事となれば、正月初子の日は2月下旬~3月あたりであって、少しずつ暖かくなる早春の季節。
ということは春先駆けて咲く新芽若葉であって、「陽」の食べ物を摂り入れ邪気を祓うというのが七草の意味なのかも。
『扶桑略記』には「宇多天皇寛平八年閏正月六日の宴あり」と若菜摘みについての記述があり(http://www.ogasawara-ryu.gr.jp/lessons/reihou/YearlyEvent/wakana/wakana.html)該当日を和暦から西暦へ、新暦から旧暦へと変換すると、現在でいう4月13日頃という結果に(こういうのがすぐに調べられるのはインターネットの利点。)
閏正月とあるように、月の運行を基準にしたものですから一ヶ月近くのズレはあるものの、現代的な感覚で若菜摘みを捉えると季節がだいぶ違いますね。
“七草ばやし”と呼ばれる歌があり、これはトントコ包丁で七草を叩きながら唐土の鳥や宵の鳥を追うといった歌うもので、「鳥追い歌」というのは田畑を荒らす鳥の被害から守る小正月行事(農作儀礼)のことから、七草粥も庶民に広まるにつれ、小正月行事としての性格を持つようになったのでしょう。
私たちの正月明けはまだ先のような気もしますが、今年も健やかに頑張っていきたいと切に願っております。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。