高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

3月29日(火)の様子

2011年03月29日 15時10分56秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れのち曇り

◆4℃

 

春祭りが過ぎ、これから季節的な春に向かっていこうとしています。

幾分か日差しが照り始め、少しずつ陽気も戻ってきましたが、まだ空気は冷たいまま。

今年は寒さが抜けないというか、麓でもようやく桜が咲き始めた頃でしょうか。

 

英彦山の桜はまだまだ先のこと。

銅の鳥居や守静坊の枝垂れ桜が見頃を迎えるのはいつのことか。

昨年は今頃、守静坊の枝垂れ桜が満開だったようですが、つぼみの具合が気になるところです。

高住神社の桜は4月中下旬~5月上旬になりそうな予感です。

 

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平成23年度 春季大祭・柴燈大護摩修法、斎行致しました

2011年03月22日 15時28分00秒 | 神社からのお知らせ

3月21日(月・春分の日、春季大祭ならび柴燈護摩修法が斎行されました。

 

当日は早朝より霧が深く、また小雨が降っていたので、「今日はお祭りはありますか?」という問い合わせが多くあり心配していたのですが、祭典が執り行われる頃には参拝の方々も増えてきました。

 

11時、予定通りに祭典が執り行われましたが、例年と違うのは、今年は特別に舞の奉納があるということ。

それもごく一般的な神社祭典で奉納される巫女舞ではなく、『天の舞(あまのまい)』という、沖縄の久高島に伝わる特殊な舞です。

説明によると、山岳修験の霊山が女人禁制であったように、沖縄の久高島には男子禁制の地があり、ノロと呼ばれる女性神官が祭祀を行っていたのですが、天から伝えられた型を基に復元した舞のひとつだそうです。

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六人の女性が輪になって「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぅ」と拍を取りながら舞います。

円の中心に天の理(ことわり)を降ろすという意味があり、決して一人で舞うことはできないそうです。

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中心に光の柱を立て、それをまた天にお返しする、天と地を繋ぐという舞。

英彦山は天照大御神の御子である天忍穂耳命を祀ることから太陽の子=日子山と名づけられましたが、久高島には太陽神を祀る習わしがあり、それがご縁で英彦山での舞奉納となった訳です。

ここ高住神社には、豊前窟時代に天照大日孁命を祀る小祠があったと神社誌に記載されていることからも、日孁命(ひるめのみこと)すなわち太陽神、そして女性神とするならば、女性祭祀としての久高の舞はまさしくご神縁だったのかも知れません。

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赤い着物に身を包んだ舞女の方々。実際に今日のために沖縄から来られた方もいらっしゃるようです。

大祭参列者も初めて見る舞に神妙に見入っています。

山を包む冷霧がまた神秘的な空間を作り上げていたのではないでしょうか。

この後、高住神社で収録されたシンセサイザー楽曲の奉奏、そして参列者を交えての沖縄踊りで多いに盛り上がりました。

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いつも厳しい顔つきの総代さんも笑顔で手拍子して大喜び。

最後は立ち上がって一緒に踊っていました。

“神人和楽”という言葉がありますが、神様と人が共に楽しむ場がそこにあったように思えます。

 

 

そして午後からは柴燈護摩。

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家内安全や身体健全、そして彼岸の中日もあって先祖供養を祈願する護摩木がうず高く祭壇に組み上げられています。

今年は先日の東日本大震災や福島原発事故もあって、早期復興と国家安全を祈願する札も多く見受けられました。

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導師による祈祷の声も一際大きくあったように思えます。

見守る参拝者も山伏達の祈りとともに手を合わせて願っていました。

その心内は人それぞれ。我が身のこと、家族のこと、国のこと。

その願いは雨にも負けないほど強い護摩の炎とともに天高く舞い上がっていったことでしょう。

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春のお祭りは、その年の安泰と人々の幸せを祈るものです。

私も職員を代表して、護摩木に原発事故の早期沈静化と被災地の復興、国民の願いが叶うようにと願いを託させて頂きました。

皆様の願いが届き、すべての国民が幸せに暮らせるようお祈り申し上げます。

 

この場を借りて、ご参拝頂きました方々、また祭典に携わった皆様、そして遥々沖縄より舞を奉納して下さった先生方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

次の柴燈護摩は11月3日(木・文化の日です。

これからの護摩木は秋の護摩焚きに奉納いたします。

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平成23年度 春季大祭・春の柴燈大護摩修法

2011年03月21日 12時58分00秒 | 神社からのお知らせ

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高住神社春季大祭柴燈大護摩修法のお知らせです

 

 ◆平成23年 3月 21日 (月・春分の日

  春季大祭  午前11時より 高住神社神殿 (天の舞奉納)

  柴燈護摩 午後 1時より 高住神社境内

  

 駐車場満車の場合、各臨時駐車場よりシャトルバスにて送迎いたします

 また、当日来られない方は護摩木の代筆を致します。お電話にてお申し込み下さい。

 

 

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3月19日(土)の様子

2011年03月19日 14時09分37秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆5℃

 

久しぶりのブログ更新です。

明後日にある春季大祭の準備に追われ、なかなかパソコンをいじる時間がなくて。

先日、パラッと雪が降り、2日程度チェーン規制がかかりました。

お祭り前に雪が降るとは・・・と頭を悩ませましたが、幸いにも晴天が続き、路面を覆う雪も解けました。

その間、人も少なかったので別の作業を進めることに。

天候に左右されやすいですが、これも何かのお計らいだろうと信じて、その時できる仕事を進めるようにしています。

 

先日、15日に遠方からの登山者ツアーが北岳ルートで登り、山頂付近で滑落事故が起きました。

添田・中津署をはじめ、レスキュー隊や地元消防団など大勢での救助活動にあたり、

一度ヘリでの救助を試みましたが、ガスがかかり視界が悪く、救出まで6時間近くかかりました。

重症でしたが命には別状なく、救助隊が必死の思いで救出に向かう様を目の当たりしていたので、

私たちも結果を聞き、ほっと胸と撫で下ろしました。

 

今、東日本大震災で自衛隊をはじめ、諸外国からも応援救助に来てくださっています。

この国難にあたって様々な国から支援いただけるのは嬉しい限りです。

人命は尊く、その価値は一人でも大勢でも変わらないと思います。

 

今度の柴燈護摩に投じる護摩木にも、震災の早期復興と被災者の救済を願うものが見受けられました。

個々でできることは小さく限られていますが、それが集まれば大きな力になります。

私たちも同じ日本に住む国民として、被災者の皆様が一日も早く笑顔を取り戻せるよう、

今度の大祭で祈願申し上げたいと思います。

 

取り急ぎのため乱筆乱文ですが、一人ひとりの願いが通じることを祈っています。

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東北地方太平洋沖地震

2011年03月15日 22時46分13秒 | 神社からのお知らせ
3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」において、一日も早い復興と被災地の皆様の安全を心から祈念申し上げますとともに、犠牲になられた方々およびご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

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