本日の高住神社の状況です。
◆曇り
◆16℃
連日ミソサザイが大きな声でさえずっています。
あまりに毎日鳴いているので気づきませんでしたが、いつの間にか卵を産み雛も巣立ちをしていた様子。
ここを根城?にしているミソサザイは多いようで、写真に写そうと朝からカメラを構えている撮影家たちが。
縄張りの確認でもしているか、鳥にも立ち止まるポイントが決まっているのでしょう。皆カメラを同じ方向に向けてじっと待っていました。
と思ったら頭上の岩の上に止まったりと、人怖じせずすぐ近くまで接近してくるのです。
ミソサザイからしたら人間も風景の一部なのでしょうか(笑)
顔なじみの野鳥観察家さんから「キビタキがいるよ」と教えてもらい、一緒に静かに観察することに。
キビタキはヒタキ科の鳥で、黄色い胸元から名づけられたのでしょう。肉眼でもすぐに分かりました。
(参考画像)
さえずりは形容しがたい鳴き方ですが、かん高く美しい声。
ヒタキ科の英名をflycatcherというそうですが、飛び交う羽虫を食べているようです。
たしかに今の時期は餌となる羽虫が多いですね。
オオルリも同じくヒタキ科の鳥らしく、鳥名は体色からくるものも多いなぁと。
瑠璃色の羽を持つオオルリ。
(参考画像)
燃えるような赤い体色とくちばしのアカショウビン。
(参考画像)
オリーブ色をしたアオバト。
昔は緑色を総じて青とよんでいました。
(参考画像)
アオバト以外は境内で確認することができました。
アオバトは駐車場付近で「オーアーオー」という鳴き声を聴いたくらい。
色々な色の鳥がいるようです。もう1種見つけたらゴレンジャーになりそうですね(笑)
それと境内で見られるもう1種の黄色い鳥。
キセキレイです。
神殿の千木に止まってさえずっているのを撮ってみました。
コンデジだとこれが限界かなぁ…
オオルリは巣立ちをしたようで最近姿を見せませんし、アカショウビンは繁殖に入ったのか鳴き声がおさまったようです。
南から渡ってくる鳥の数は減りつつあるようですが、こうしてここで繁殖してくれたら来年もまた美しいさえずりを聞かせてくれるのではないでしょうか。
夏鳥が帰るまでだいぶ時間はありますのでバードウォッチングにぜひおいでませ。