高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

令和6年度高住神社夏越祭のお知らせ

2024年07月24日 18時17分00秒 | 神社からのお知らせ
とき:7月 24日(水)土用一の丑
午前11時より祭典 のち茅の輪くぐり神事
場所:高住神社神殿



社頭にて人形頒布中

土用丑の日を選んで夏越祭を行う祭事はあまり類を見ない風習かと思います。
田川地方の一部ではこの日に牛馬を水辺に連れて行き水浴びをさせると夏負けしないとされ、江戸文化においても夏の最も暑い日とされる土用丑の日に滝場へ行楽に出向いたり、水行をすると夏痩せをしないして、庶民の中に土用丑の日に関わる民間信仰が組み込まれていました。

とりわけ牛馬信仰と関わりの深い当社ですから、清流が流れる山間の避暑地に盛夏を乗り切るために詣でる風習があったとしても想像に難くないことと思われます。
豊前坊の夏越で茅を持ち帰り牛馬に食べさせると息災といった話もあり、牛と丑の関わりを楽しみながらどうぞ夏越祭にお参りください。




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7月16日(火)の様子

2024年07月16日 17時40分00秒 | 日別天気・交通情報
本日の高住神社の状況です。
◆小雨
◆29℃

ペットの神社なのですか?という問い合わせや質問をされることがあります。

どうやらネットにそうした情報で書かれているようで、なぜそのような情報が載っているのかとても不思議なのですが、おそらく牛馬安全信仰=家畜の神様=ペットの神様に変換されて出回っているものと思われます。
(夏越の人形にペット形を出しているのも要因かなとも思います)

当社ではペットに特化した御守を出しておらず、ペットを連れてのご祈願も残念ながら受け付けておりません。

* * * * * *

以前、ペットの御守を求めている方が来られた際に、御守を望んでいるのはペット自身ではなく飼い主の方だから、大切なペットにどうあってほしいかを願う御守を持たれてはどうかと説明したことがあります。

これは信仰というものの根本的な考え方なのですが、祈りというのは自発的行為であり、願いの先にあるのが「おかげ」という恩恵なのですね。
健康で長生きしてほしい、病気怪我から回復してほしいというのは飼い主さんの願い。

つまり、願っているのはその人自身であるということなのです。

* * * * * *

愛犬とお散歩に行くときに、リードやハーネスに人間用の御守をつけたり、愛猫の場合は鈴守を首輪などにつけてもいいのかなと思っています。
鳥や爬虫類など移動できない子もいます。その場合は守り札という特定の願意が書かれた御札を受けられ、ご家庭で健康や病気回復を願われるのが良いかと思います。

あくまで祈りや願いを行うのは人であり、その恩恵を蒙る先が動物というのを前提に、御守・御札選びをされれば良いかなと思います。


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