高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

5月27日(日)の様子

2018年05月28日 10時44分01秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆15℃

 

毎年5月の最終日曜日は英彦山山開きとなっていて、無類の山好きたちで大いに賑わう日。

福岡県立英彦山青年の家では、主催事業である英彦山登山・トレッキングの参加者を連れて、史跡探訪に来られました。

英彦山ガイド・松養さんの案内のもと、歴史探訪トレッキングコース参加者を連れて歴史説明。

高住神社の由緒来歴、窟のいわれなど、英彦山の長く古い歴史を掻い摘んでの説明でしたが、参加者の方々は興味深く聞いている様子。

ガイドさんたちとしてはこれくらいの説明じゃ話足りないくらいでしょうから、どんどん質問してあげると良いでしょう。

好きこそ話の上手なれ、と言うかは分かりませんが、それほどガイドたちの“英彦山愛”はやまないのです。

 

天狗岩を見上げて眩しいなあ、と。

緑目映い時期にほど良い散歩コースで森林浴を楽しめたんじゃないかと思います。

 

 

昼を過ぎ、下山者第1号に声を掛けて上宮で配られた記念和タオルを見せてもらいました。

今年は英彦山の三名花として、オオヤマレンゲ・ヒコサンヒメシャラ・ベニドウダンが、そして添田町の町花であるシャクナゲがデザインされています。

花づくしときたかー。3色刷りでも特徴が良く分かるにくいデザインですね。

北岳に降りてきた中高年登山者グループはほど良く疲れた体で、「しゃくなげ荘で風呂入って帰ろう!」と。

さっそく風呂上がりに和タオルが使われるんでしょうかね?

 

天気にも恵まれ、楽しい英彦山山開きになったようで何よりです。

これから三名花の時期がくるのでそれも楽しみですね。

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5月26日(土)の様子

2018年05月26日 10時23分41秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆小雨のち晴れ

◆13℃

 

山の水はこの時期でもひんやりとして、この時期でも長時間の水仕事でかじかむこともあるくらい。

手水をしてその冷たさに驚く方も多いのです。

そろそろ柄杓置きが古びてきたので新しい青竹に交換。

翡翠色めいた波紋から青竹の香り立つようで、やっぱりきれいなものに換えると清清しくなります。

 

 

 

あまった青竹は節でカットし、縦半分に割って御膳にしました。

参拝者の方が差し入れしてくれた枝豆ご飯に、煮しめ、肉厚揚げしいたけの甘酢あんかけ。 

精進料理さながらの献立になっています。神社なのに。

材料はすべて月次祭の供物でできているので一切贅沢はしておりません。

いや、こうして差し入れや供物で暮らしていけることこそ贅沢なのかも知れませんね。

感謝。

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5月12日(土)の様子

2018年05月12日 13時06分51秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

 

日に日に緑が深まり、日差しさえ緑の波長に見えてくる初夏の山。 

眩しい真夏より、今くらいの時期のほうが明暗がくっきり際立つように映ります。 

 

雨風で間引かれ、自然の選別を経たトチノキの花序が花を咲かせています。

だいぶ低いところ、とは言っても高木なので地上3M以上はありますが、肉眼でも見られる高さなので見つけやすいでしょう。

  

 

そして焚き火場ではアウトドアの達人による、若者への薪割り講座が開講されていました。

初めての薪割り体験に及び腰。柄を当てるな刃を当てろ、放物線を描くと危ないから自然に下ろせと厳しい指導。

見ていると危なっかしくもありますが、昔の生活体験にウズウズするらしく、割れたときの爽快感がたまらないようで。

外国人旅行客を集めながら拍手喝采の薪割りイベントになって盛り上がりを見せていました。

見ず知らずの人たちがこうして和気藹々と楽しんでくれると嬉しいものですね。

 

 

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5月1日(火)の様子

2018年05月01日 14時54分30秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆19℃

 

風薫る五月といいますが、言葉上の表現ではなく青々とした香りが風に乗ってただよってきます。

針葉樹の香りなのか湿った苔の香りなのか、青臭さとも違う、ほのかに感じる緑色の匂い。

はっきりと感じとれるほど強い芳香でもなく、ましてや色なんてないのに、緑色の感覚がするのは眼に映る新緑のせいかも知れません。

このささやかな森の香りは思ったよりも意識下に影響を及ぼすようで、リラックス効果があるのでしょう、ただ佇むだけで長居する人がちらほらいました。

 

テレビや週刊誌や人の噂など、意図せずとも一方的に刺激の強いものが入ってくる情報過多な現代はとても疲れることが多いように思えます。

何もない、何も影響を及ぼされない、何も与えられないくらいの空虚さ・無関心さが時として必要なのかも知れません。

人間の脳にある記憶や情動といった部分は、神経伝達物質の働きによって作用し、臭覚というのはもっともそこに働きかける機能をもっているそうです。

香りによって記憶が呼び起こされたり、感情を揺り動かされたりするのは臭覚が直接脳を刺激するから。

精神が疲れるのは受容する情報が多すぎるのもあるでしょう。人は無意識のうちに大量の情報を受け入れ、常に脳で処理している訳ですから、意識して不必要な情報から遠ざかってみる、情報の取捨選択をして脳の負担を減らしてあげると、心のリラックスができるのかなと思います。

 

風が心地よい、青葉が目に優しい、水がおいしい、沢音に安らぐ・・・

たまにはそんな単純なまでの感性に身をまかせて、思ったままを感じて、思ったままを口走ってみて、思ったままに喜んでみて。

パソコンにはデフラグといって、パソコン内に散らかったデータを書庫整理のように整頓してあげる機能がついていますが、人間にはそれがついてないので自分で機能の単純化をしてあげるしかない。

「楽しい」「気持ちよい」「嬉しい」という言葉は、プラス感情の素直な発露であり、脳と心がリラックスしているということ。

ここの、緑があって、水があって、風があって、神さびた社があるだけで他になし、くらいのシンプルさがいいのだと思ってます。

心のデフラグをたまにはしてあげてください。

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