高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

10月16日(火)の様子

2018年10月26日 10時55分36秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆11℃

 

十五日の月次祭用お供えに物産館に寄ると、めずらしいことにザクロが売っていたので買ってみました。

小さい頃街路樹になっていたのを食べた記憶があるのですが、赤く透明な粒は宝石のように魅力的で、さぞ甘かろうと口に含んでみると酸っぱかったという思い出があります。

フルーツというよりは、クワの実やヤマモモのような可食できる野生の果実という感覚。

好奇心の赴くまま何でも口に運んでしまう、子ども特有のアレですね。

しかしザクロについて調べてみると、東洋西洋ともに利用されてきた果実のようで、よく知られた鬼子母神の仏教説話だけでなく、神話に登場することからも古くから知られていたようです。

巷の店頭では見ないわりに、世界では意外とポピュラーな食材だったのですね。

  

不規則に裂けた果皮からのぞく粒状の実。

奇怪な形状と血を想起させるカラーに、常世の果実と思えない神秘さを感じたのも分かる気がします。

西洋では受胎・多産・豊穣など出生や実りにまつわるシンボリック的なイメージがあるようです。

日本に渡来したのは平安期頃のようで、食用薬用のほか、果皮で銅鏡を磨けば曇り止めになるといった用途があったようです。

 

種ごと含んで果汁を吸うように食べるのですが、宝石のようで美しく気品のある果物です。

見かけたら試し気分でどうぞ。

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10月1日(月)の様子

2018年10月09日 11時15分23秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆10℃

 

彼岸を過ぎ、いつの間にか肌寒い季節となった英彦山。

猛暑酷暑と騒がれたのが遠い昔のよう。台風の行方を心配しているうちに、気がついたら秋だったように思えます。

寒さで感じる秋よりも、目に見えて和むような秋はなかろうかとスキー場跡に寄ってみました。

 

野営場を抜けて自然歩道を歩くこと約10分。

斜面一面に広がったススキ群が薄茶灰色の穂をなびかせています。

添田町誌には「鷹ノ巣原草原」と書かれており、今は“スキー場跡”などと呼ばれていますが、それより少し前はこう呼ばれていたようです。

修験道の栄えた時代、八百もの坊舎の屋根を葺くために大量のカヤを必要としたことから、山林を開墾して人為的にススキヶ原にしたとか。

放っておくと森に遷移してしまうので、刈り取りをして景観を保っているようです。

 

白い綿毛となった晩秋の穂波もすてがたいのですが、まだ瑞々しさの残る閉じた穂のしなやかさも見応えがあるもので、風がうねりながらススキを薙いでゆき、波が寄せてきたかと思えば旋回して去ってゆく。

風の道を見渡せる楽しさがそこにありました。

 

  

車を停めた野営場への下り道、足元に転がったアケビが。

 

頭上高くに実ったアケビ。長い竹ざおでも叩き落とせるかどうか。

甘味の乏しい昔はおやつになったと聞きますが、背の低い子どもがどうやって採ったのでしょう。落ちてくるのを待ったとか?

紅紫色の果皮は自然界の中ではよく映えるもので、思わぬ秋の発見に嬉しくなりました。

よく探せば至るところに秋がやってきているものなんですね。

 

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10/8【忘れ物情報】

2018年10月08日 14時01分58秒 | 日別天気・交通情報
10/8(祝)13時頃、御朱印帳のお忘れ物がありました。

・厳島神社の水色の御朱印帳

神酒拝戴の三方脇に置いてあるのを参拝者が見つけられました。
お心当たりのある方はお電話下さい。
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