高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

3月29日(土)の様子

2014年03月29日 10時18分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇りのち雨

◆9℃

 

時期遅れの雪も終わりを告げ、ようやく春らしい気候になってきました。

先日の春季大祭・柴燈護摩供は雪の中での祭典となりましたが、終わってみれば二目と見られない無上の神事になったように思えます。

 

さてさて、前にちょこっとだけ紹介した第18回添田町フォトコンテスト入賞作品のご紹介です。

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推薦1・特選2・入選10・佳作15の計28作品が入賞。

英彦山神宮の神幸祭や野田の獅子楽などの伝統文化、添田公園の桜や深倉峡の紅葉などの自然風景、スロープカーと山並み、日田彦山線と田園など、添田町らしい四季の風景が選ばれています。

毎年変わりなくあるものでも、その日の天候やアングルで違って見えるもの。

写真家たちが観た景色が、それを見るものたちにも伝わってきます。

 

今年入選した高住神社の風景はこちら。

1_2

紅葉具合からすると秋の柴燈護摩でしょう。

厳かさが伝わってくる一枚ですね。

 

一度でいいから豊前坊の景色が推薦取ってくれないかなーと思うのですが、今年の春の護摩焚きならめずらしい雪景色とあって上位入賞も夢ではないかも!?

また今年もフォトコンテストが開催されたらぜひ応募してみてください。

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平成26年 春季大祭・柴燈大護摩修法、斎行いたしました

2014年03月22日 14時33分00秒 | 神社からのお知らせ

3月21日(祝・春分の日)に高住神社の春季大祭・柴燈大護摩修法が執り行われました。

当日は深夜から未明にかけての急激な冷え込みにより雪が降り、辺りは真っ白に。

祭り当日に雪が降るなど誰が予想できたでしょうか。

豊前坊周辺を襲った局所的な雪に、不安を感じながらの幕明けとなりました。

Imgp51701

(朝6時頃の様子)

 

まずは祭りの加勢をしてくれる奉仕者を雪道に悪戦苦闘しながら迎えに行くところから始まり、山伏の先生方も互いに連絡を取りながら乗り合わせてくるなどして豊前坊へ参集。

職員・奉仕者ともに終わりの見えない慌しさに追われながらも神事を全うせねばという気持ちを奮い立たせ、なんとか参拝者が集まり始める頃には準備が整いました。

 

春季大祭は斎主の一人奉仕。
異例のことなのですが、雪道に関する電話問い合わせが多く、シャトルバス手配と受付応対を他職員で回せるようにと配慮のうえです。
その甲斐もあってか、拝殿が満杯になるほどぞくぞくと参列者が集まり、滞りなく春季大祭を執り納め、少し一段落。

寒い中待って頂いた参拝者には甘酒と豚汁の接待。
胃の腑から温まる熱い汁物に、焚き火にあたりながら美味しいおいしいと顔をほころばせての喜びの声。
裏方のまかないさんがたも作り手冥利に尽きることでしょう。

 

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その頃、山伏さんがたは雪の中で柴燈護摩の準備。
杉丸太と桧葉で組んだ護摩壇に御幣を刺し、祭壇、結界と幣を張り巡らせ準備は万端。
荒天すら彼らにとっては行のひとつ。これしきの雪など畏れるにたらずと聞こえてくるかのように気合十分です。

 

入峰、法螺三唱。
こだまする法螺の音に固唾を飲み見守る参拝者。

神殿前に行者整列。神官より松明に灯された神火を授かり、一糸乱さず護摩壇へと向かいます。

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導師、結界門を一刀にて断つ。
丹田から発する気合とともに断ち斬ります。

 

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時折降る雪も護摩の炎と熱意に押され、たじろぎ気味にぱらつく程度。
懸念していたのをよそに、すべてを白く飲み込んだ雪景色は柴燈護摩を見事に演出してくれました。
参拝者も三月の雪に驚きつつも、静謐さの中で焚かれる護摩に感無量といった様子。
こんな景色は二度とないでしょう。
今日だけの特別な風情。参加できた方々は口々に良い思い出ができたと喜んでいました。

 

 

これで今年の春季大祭・柴燈大護摩修法も終了。

若干雪道のトラブルがあったと報告がありましたが、それでも大きな交通事故もなく、はぜた護摩の火で火傷を負った山伏の子も早い処置で症状も軽く済んで安心しました。

豊前坊だけに降った大雪。

初めこそ不安でしたが、終わってみればそれすらも良き思い出に。

この英彦山800Mの山奥に、雪の中、遠路はるばるお越し頂いた皆様に心より御礼申し上げます。

そしてご奉仕に来て頂いた方々、写真撮影などその他ご協力頂いた皆様がたに職員一同衷心より感謝申し上げ、これからも豊前坊のご加護がありますことお祈り申し上げます。

 

また祭典フォトを後日送ってくれるという方がいらっしゃったので、届き次第載せたいと思います。

 

 

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平成26年度 春季大祭・柴燈大護摩修法のご案内

2014年03月21日 12時31分00秒 | 神社からのお知らせ

Photo

 

◆日時 : 3月 21日(金・春分の日
 
春季大祭 : 11:00 高住神社神殿にて
柴燈護摩 : 13:00 同境内護摩壇にて
 
雨天決行
※駐車場満車の場合はシャトルバスを運行いたします
当日、無病息災『ささ湯』を無料で振る舞いあり
 
 
雪解けを迎える3月、今年初めての高住神社神事です。
春の彼岸に開催される春季大祭・柴燈護摩供。
春季大祭では今年の平穏無事と繁栄を祈り、
そして柴燈護摩で皆様がたの願いが届きますよう盛大かつ厳粛に祭事を執り行います。
 

ただ今、護摩木を受けつけしております。
願いを護摩木に書きしたため、叶いますようご祈念ください。
当日参拝できない方は事前に参拝の上、お書きください。

<right></right>◆お問い合わせについては
高住神社社務所 0947(85)0073まで

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3月21日(祝・春分の日)の様子

2014年03月21日 07時02分18秒 | 日別天気・交通情報

◆-2℃

◆雪

◆積雪10cm

 

昨夜から未明にかけて雪が降りました。

チェーン規制がかかっていますのでノーマルタイヤでは通行できません。

シャトルバスを出す予定にしておりますが、冬用タイヤに交換してから運行いたします。

臨時駐車場が変更されるので神社関係者の指示にしたがってお止めください。

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3月3日(月)の様子

2014年03月03日 11時16分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆うす曇

◆-2℃

 

スロープカー花駅舎内のオープンギャラリーで、第18回添田町フォトコンテスト入賞作品が展示されています。

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数々の受賞作品。

どんな作品が受賞したかはまた次の機会にするとして・・・

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展示室には桃の節句ということで雛飾りが展示されていました。

数えてみると、ひぃ、ふう、みぃ、、、なんとも立派な七段飾りですね!

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どんな並びかパッと思いつかないものの、「うれしいひなまつり」の歌を歌えば三人官女五人囃子と分かるはず。

左大臣と右大臣、どちらがどちらかというと、向かって右が年老いた左大臣向かって左が若い右大臣となります。
なぜ左右逆に置かれているの?と思われた方もいるでしょう。この左右はお雛様側から向かっての配置であり、男雛女雛から見ての左と右になるのです。
これは神社でも同じで、神様から向かっての左右で物事を考え、左を高位ととらえます。
現代人にはない感覚ですから意識するのが難しいですよね。

そして三人並んでいるのは衛士。内裏雛のお供をする身分で、それぞれ日傘や履き物、雨傘を手にしています。

その脇には右近の橘と左近の桜。雛飾りは平安様式とされていますから、京都御所にある右近橘と左近桜を模した装飾となっているのですが、これも配列が先述の通りに。

ただ、左が上位(向かって右)が上位のはずなのに、男雛と女雛だけは並びが違う?
これは近代化にともない西洋式に倣って皇室でも男性が左、女性が右と並ぶようになったからだとか。
古式に則した雛飾りでは、宮中作法のように男雛が向かって右に座るようです。

お雛さまの座り方も時代によって変わってくるものなのですねえ。

 

* * *

 

そうそう、先日、筑後の柳川に行ってきたのですが、柳川には『さげもん』という吊るし雛があります。

これは着物の端切れなどで作った人形を紐で繋いでぶら下げるというもの。

紅白の輪に7種7組の飾りを吊るすことで、7×7=49個、人生50年といわれた時代で控えめに49歳まで生きられるように、また中央から柳川まりを2個吊るして計51個にして齢の坂を越えられますようにという願いから生まれたひな飾り。

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(御花邸のさげもんと雛飾り)

 

人形ひとつひとつに意味が託され、女の子が健やかに成長しますようにと縁起の良い動植物が並び、愛らしい飾りを一目見ようとこの時期になるとたくさんの観光客が押し寄せてくるようです。

こうした華やかさを愛でるのも雛飾りの楽しみですね。

 

今日は女の子が主役の日。男の子は二ヶ月後の端午の節句まで辛抱してくださいね。

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