本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆0℃
◆路面状況…積雪25cm~
田川市郡でもかなり積もるほど激しい雪が降りました。
今朝はすれ違うどの車も屋根に雪を乗せたまま出勤。
「今年一番の大雪じゃないだろうか。」
そんな声も聞こえてくるぐらい。
そんな大雪の翌日なのに天気は快晴。
この最後(であってほしい)の大雪風景を写真に収めるため、ちょっとだけ遠回りして油木ダムまで行ってみました。
湖面に映る雪景色が撮れれば…なんて期待していたものの、思いのほか気温が上がり、すっかり雪が融けてしまっています。
この辺りで外気温は1℃ないし0℃。
ただし日差しが強く、陽の当たる山肌と当たらないところではだいぶ差があるようです。
湖上の桟橋では談笑しながらワカサギ釣りに興じる釣り人たち。
湖を沿うように走らせると、津野分校のそばを通ります。
廃校となって久しく、踏み跡のないまっさらなグラウンドには残された遊具がぽつんと佇んでいます。
校庭の木々には雪が積もり、満開の桜のように。
そういえばもうそろそろ卒業シーズン。
もう卒業生を見送ることのない廃校ですが、かつての子供たちを見送った校舎を見ると感慨深い気持ちになります。
写真を撮っとけば良かったなぁと少し後悔。
ダム湖周辺の景色はいつ見ても飽きないものです。
ダムを過ぎてそこから上津野へ向かいます。
正面からは燦々と朝日が輝き、今川のせせらぎがきらめいています。
山から立ち昇る朝靄に光が乱反射してちょっと眩しかったり。
後ろを振り返ると深い青空に日岳がくっきりと浮かび上がっています。
円錐形の象徴的姿。山頂には日岳権現が祀られています。
遠くから見ても分かりやすい姿なので信仰の対象になったのでしょう。
ここから薬師峠付近まで出るのが豊前坊への近道ですが、この大雪だとあのつづら折りの急登は危険なので、英彦山の北坂本方面へと向かいます。
やはり英彦山までくると雪の量が格段に違います。
雪道にタイヤを取られながらなんとか豊前坊まで到着。
降り立ってみると、ずっぽり埋まる雪。
登山用のハイカットシューズが見えなくなるくらい積もっています。
雪質は重め。さすがにこの時期となると水気が多いようです。
日差しが強いために路上の雪も早くから融け始め、残念ながらソリ遊びするほど残りそうにありませんね。
とは言うものの、山頂はかなりの雪深さのようです。
明日の天気次第ではもう少し雪山が楽しめそうです。