高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

9月18日(水)の様子

2019年09月21日 13時46分42秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆16℃~くらい

 

秋の実りが出回り始め、地域の物産館で柿や栗を見かけるようになりました。

まだ出始めなので少し高めですが、初物というのは見るだけでも楽しいもので、秋らしく梨のお供えが上がりました。

はるばる遠く埼玉県より届いた『彩玉(さいぎょく)』という名の大玉梨。

 

ルビが目に入らず“サイタマ”と読んでしまったのですが、彩の国の“彩”から名づいたのでしょうね。

初めて聞く名でしたが、タレントが絶賛するほど有名な県産ブランドだとかで、お供えの後でありがたく頂戴しました。

味はというと、シャリシャリとみずみずしい食感、そこから口内に広がる甘味がとても美味しく、他の梨との違いにすぐ気づくと思います。

割と最近できた新ブランドのようで、埼玉県下でしか作られていない貴重なものだとか。

こちらでは見かけることのない初物に目も舌も楽しませてもらいました。

 

 

さて、先日行われた豊前坊の神幸祭(9/14・15)の牛くじ神事にて見事特賞を当てた方が、特賞品と賞金を受取りに来られました。

特賞は当神社の神牛像をあしらった額と賞金。

かつて特賞であった生きた仔牛の替わりですが、祭りの意義を忘れることなく伝えていってほしいという思いから、牛にまつわる品をお渡ししています。

今でも特賞を当てた方々は語り草になっており、祖父が当てて家には牛の像があるなど、エピソードには事欠きません。

そうして少しでも神幸祭のことをどこかで誰かが伝えていってくれたら、と願っています。

ご購入頂いた方にはあらかじめ一冊賞をお渡ししていますが、他の当選景品がありますので取りにお越しください。(期限は約一年間とします)

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令和元年度 高住神社神幸祭、斎行いたしました②

2019年09月20日 11時45分28秒 | 神社からのお知らせ

(前回の続き)

 

4時頃、御神輿が神社に戻り、拝殿に収められます。

かつて若衆だった男手たちも壮年を越える年となり、神輿かきを卒業してゾッキ持ち(英彦山では神輿先導の威儀物を持つ諸役をこう呼ぶ)に移行すると、いよいよ担ぎ手が減ります。

しかし地元の若手が町外の有志や子どもたちを担ぎ手として集めてくれたおかげで、どうにか動かすことができました。

いつもより少ない人数で担いだため、一人ひとりの負担が大きく担ぐのもやっとのようで、見る側も力みながら応援するほど、担ぎ手も観衆も一体となっていました。

 

神輿を収めた後は着輿祭を行い、神事の中で総代会長に牛くじ特賞の抽選をしてもらいます。

公平を期し、祭事参加者と神輿の前でくじを引き、見事特賞に当たった方の名前を発表した後は直会に。

一日だけの神輿巡幸ですが、様々な物語があったような気がします。

 

 翌日に御霊遷しをするまでは御神輿に神様が乗ったままなので、総代と共にお通夜(=神輿との夜明かし)をしました。

前日は中秋の名月、祭りの晩は満月とあって、先人達も同じ月を見ていたのではないでしょうか。

 

夜が明け、翌日曜に御霊遷しをし、神輿をほどいて神輿倉に戻して終了。

人員不足や御旅所の問題など課題はまだ残されていますが、祭りを将来の後継ぎに残したいという氏子の気持ちが伝わってくるなど、どうにかして残していきたいものです。

無事に祭りを終えることができたことを嬉しく思い、神幸祭および牛くじ神事に御協力と御助力いただきました皆様がたに、厚く御礼申し上げます。

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令和元年度 高住神社神幸祭、斎行いたしました①

2019年09月19日 10時33分56秒 | 神社からのお知らせ

9月14日・15日に高住神社の神幸祭を執り行いました。

以下、写真とともに当日の様子をお知らせします。

 

14日(土)午後1時より、総代および神輿かき等氏子参列のもと、神幸祭祭典を執り行いました。

新しく就かれた会長より神役の読み上げがあり、役に当たった者は各々割り当てられた威儀物を担いで神輿の先導をします。

階段を下りると、ここからは運搬車に乗せて別所、町組、下谷を回りまた豊前坊に戻ってくるのです。

(後半へ)

 

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