高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

1月18日(月)の様子

2021年01月18日 14時24分43秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇りときどき雪

◆-4℃

◆路面状況・・・豊前坊駐車場、高住神社境内は激しく凍結した残雪(冬タイヤ規制)

 

福岡県下に緊急事態宣言が発出されました。

期間は1月14日~2月7日までとされますが、感染状況次第では延長される可能性もあり得るかも知れません。

第三波と呼ばれる感染拡大に、感染力の強い変異株(種ではなく株だそうです)の発覚など穏やかではない状況ですが、ワクチン接種に期待しつつ、一人ひとりが堪えるほかありませんね。

 

さて、気温がぐっと上がりきらずに残雪が根強く凍結している高住神社ですが、今日は冷たい風と空気に乗って、粉雪がちらついています。

この感じからすると、またそれなりの雪へとなりそうですね。

今年の厳冬とコロナ自粛で参拝を控えている方のために、お正月縁起物を節分以降も授与できるようしております。

 

写真は雪の中でも飛び回る小鳥たち。

こちらはジョウビタキ。

こちらはヤマガラ。

せわしなく動き回る小鳥を撮るのは難しいですね。

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1月15日(金)の様子

2021年01月16日 13時01分43秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆4℃

◆積雪量・・・30cm~

 

「(平地は)雪が溶けたけど、上がれるかい?」というお問い合わせがきます。

残念ながら、まだ雪の世界なのが英彦山。

気温が氷点下を上回り、屋根の雪が溶けて落ちてきたりとしていますが、60cm以上積もった雪はそう簡単に溶けません。

踏み固められた雪はなおさらで、何度か除雪車が入りましたが全て取り除くことは難しいようです。

まだしばらくは雪用タイヤ規制が続くことでしょう。

豊前坊へお越しの際は、くれぐれも雪用タイヤとチェーン装着でお願いいたします。

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1月11日(祝)の様子

2021年01月11日 15時09分58秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雪

◆-5℃

◆積雪量…50cm

 


朝もやが立つ彦山川。

停滞した雪雲が遠去かり、気温が少しずつ上がり始める兆しでしょう。

北国の風情ただようこの景色もそろそろ見納めですね。

今日は成人の日ですが、コロナ対策で式典を中止や延期する自治体や、成人式への参加を控える呼び声が起きている様子。

田川市郡では前日10日に成人式を行ったようで、参加者が適度にいる地域とあってか、十分に感染症対策に配慮した上で開催することができたようです。

しばらくすれば市政たよりや町報を通じて、新成人の晴れ姿と笑顔を見られることでしょう。

 

さて、成人式がいつから行われるようになったのか。

戦後間もないときにある地方の町で始まった青年団による成年式がルーツとされ、それが全国に広まり、昭和23年の祝日法によって毎年1月15日「成人の日」と定められたとのこと。

「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日として、各自治体主催のもと、祝賀の式典を行うようになったのが今の成人式の流れのようです。

今取りざたされているのは、ウイルス感染拡大を防ぐために集会を控えよという理由ですが、たしかに密になる機会を設けることへの是非は問われる内容でしょう。

しかし中には、「分かっていて行くのは、大人としての自覚が足りない」とか、「成人式は歴史が浅いからしなくても良い」といった論調で語る人もいて、それはいかがなものかと疑問に思うところです。

 

成人式を掘り下げれば、男子の「元服(げんぷく)」、女子の「成女式」に至ります。

元服とは15歳になった男子が行う儀式で、大人の服を着るとともに冠をつける(加冠)の歳。

髪を切って烏帽子をかぶり、刀をもらって成人としての名前をもらうことが許されたのです。そして元服すると神事に参加することが許され、社会教育を受ける。民間にあっては大人の着衣であった褌(ふんどし)の着用ができることから褌祝いなどとも呼ばれるものがありました。

一方、女性はというと13歳前後で成女式となるものが行われ、髪を結い、笄(こうがい)を髪に差し「髪上げの儀」などと呼ばれました。

さらに振り袖から留め袖に着替え、針仕事を習うようになります。お歯黒や眉毛を剃り落としたり、初めて腰巻きを付けることから「湯文字祝い」といわれたそうです。

これらは通過儀礼のひとつですが、日本文化をみると「髪」というのは成長過程を示す重要なファクターで、霊性と深く関わってきます。産まれてからは男女ともに剃り上げ、三歳の髪置の儀でようやく髪を生やし、それ以降は切り揃えたりと童児の髪型・禿(かむろ)で過ごし、元服をもって成人の髪型となります。七つまでは神の子と呼ばれるように霊魂の不安定な幼児期から"人"として完成する「成人」まで、様々な通過儀礼を重ねてやっと人間として認められるようになります。ですから髪型というのは、幼児から童児、大人へと段階を経て変化してゆくものなのですね。

時代とともに元服や成女式の内容は変化していきますが、身体の大人化が進む頃に行われるものであり、それを目に見えるかたちで整えていったということでしょうか。

大人の仲間入り、つまり「一人前」として認めてもらえるというのは、とても喜ばしいものだったようです。

 

そうした儀式は宮中や貴族社会では1月5日までに、武家社会では1月11日までに行われたようで、ハレの儀式であることから大正月に近い日を選んだのでしょう。

昭和23年に制定された「成人の日」が1月15日とされたのはこれがベースにあり、正月行事と重ならないよう松の内に当たるこの日を選んだと説明されています。

この1月15日という日もまた小正月であり、青年の前途を祝うハレの日にふさわしい日です。

現在は平成12年の改定によって、1月の第二月曜日となりましたが、本来はこうした「大人社会が成人として認め迎え入れる場」が起源という訳です。

 

今と違って平均寿命も短く、また成人条件も異なっていることから元服と現在の成人式を比較できないように、社会進出の年齢、就学・就職の変化、大人の条件の考え方といった違いさえも数十年前と変わってきているわけですから、成長への通過儀礼の機能を失わせてきた社会にも問題があると考えれば、成人式をイベントとして迎えるからといって彼らばかりを責めるのはおかしな話です。

一人前と認めるのは大人社会の視点。受け入れる我々側の問題でもあります。かつて元服や成女式といった儀を通して社会教育や性知識を学ばせたものの、現在は民法をもって成年年齢を定めているだけです。成年をとっくに迎えた自分自身が、かつて想像し得た成熟した「大人」に達しているか振り返る時があるように、何かの節目で少しずつ大人になるのを実感していくのではないでしょうか。

成人式に出席しようとせずとも、二十歳という節目をもって彼ら自身が大人を自覚しようとしている最中、それに水を差す真似は決してせずに、祝福することで心に込み上げる感情を忘れさせないように、そして大人への成長過程で今日という通過点が思い出として人生の支えになるよう祈念いたします。

(参考文献:『祝祭日の研究ー「祝い」を忘れた日本人へ』産経新聞取材班 2001年 角川書店)

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1月10日(日)の様子

2021年01月10日 15時52分44秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雪

◆-8℃

◆積雪量・・・50cm~

 

低く重なりあった雪雲が去りつつある今日、久しぶりに青空が覗きました。

きっとこんな日は「例の滝」も人が多いんだろうなと想像してみたり。

冬に凍る滝、氷瀑(ひょうばく)は英彦山に何ヶ所かありますが、いずれも初心者向けではないコース。

英彦山は雪山となると遭難や踏みはずしによる山岳事故が起こりやすい山なので、くれぐれもベテランの方と行くようにしてください。

(数年前の冬、ネットの氷瀑情報をたよりにソロ登山をしていた女性が岩場で転倒(頭部強打)し、自力で車道まで出てきたところを偶然通りかかった軽トラに救助され、捜索班に保護された事例があります。人が通らない場所には近づかないようにお願いします。救急隊が雪のために活動できない恐れがあります。)

広角レンズであおり気味に撮影。

レンズを換えただけなのに青みが出てキレイ。

 

下山してきた登山パーティ。丑年とあって牛を撫でくりまくり。

どんな願い事をして撫でたのでしょうね。

牛にまつわる神社なので、今年は脚光を浴びる(!?)かも知れません。

 

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1月9日(土)の様子

2021年01月09日 14時30分29秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆大雪

◆-10℃

◆積雪量・・・50cm以上

 

日本海側の広範囲で大雪と言われていましたが、大雪も大雪、どっちゃりと積もりました。

田川市郡の市街地でも道路が雪で覆われるなど、交通状況に差し障りが出ているようですが、水道管破裂が頻発した数年前の大雪寒波の教訓から、町全体を揺るがす大きな雪害には至っていないのが幸いでしょうか。

寒波に備えて休みにした会社や開店時間を短縮した店など、大雪を見越した対応によってあまり目立った騒動もないように思えます。

やはり経験から学んだ対処というのは大事ですね。

 

雪が降り続く中、踏み固められないうちに除雪作業に精を出しています。

やってもやってもキリがない作業ですが、苦労の積み重ねが転倒事故の予防に繋がります。

雪国と変わらない生活。今年の冬は長くなるかも知れません。

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