本日の高住神社の状況です。
◆曇り
◆15℃
先日、赤村にある光明八幡神社の上棟祭に行ってまいりました。
拝殿が老朽化したので新しく建て替えをすることになったのです。
光明八幡神社は今川沿いにあり、長閑な農村地帯に囲まれた上赤地区の氏神さま。
畔にはヒガンバナが咲いていましたが、お彼岸を過ぎたのでちょっと終わりがけの様子。
稲刈りも終わり、刈り取られた水田の切り株からはまた緑の芽が生えはじめていました。
稲もたくましいですね。
上赤分校の低学年の生徒たちがみんなで育てているお米。
手作りのかかしが見張り番をしています。
おばちゃんたち談、もち米だろうとのこと。
きっとこのもち米でお正月に餅つきをするのでしょう。
さて、拝殿の棟上げもキリのいいところまで進んだので、いよいよ上棟祭です。
お祭りには多くの氏子さんたちが集まり、棟梁さん設計さんも含め、お祭りには30人以上集まったでしょうか。
祭典も終わり、餅まきが始まります。
子供たちが「早くこっち投げてー」と両手を伸ばして心待ちにしている中、総代さんと宮司さんが威勢よく餅をばらまきます。
大人も子供も入りみだれて餅の取り合いになるくらい大賑わい。
すべてが終わったあとは直会。
作りかけの拝殿でお供えから下げたお神酒で乾杯。
神社には「神人和合」という言葉があります。
神様と人とが一緒になって交歓するという意味です。
御神前で社殿の新築という喜びを分かち合う姿に神様も喜んでいることでしょう。
神社の建て替えに巡り合える機会はなかなかそうありません。
餅まちに参加した子供たちが将来大きくなり、大人になって自分の小さい頃にこんなことが…と、次の世代に話すことでしょう。
そうやって親から子へと意志が受け繋がれていくのだと思います。
そういった想いを大事にしてゆきたいですね。
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