本日の高住神社の状況です。
◆曇りときどき晴れ
◆9℃
先月末ぐらいに、玉串用に剪定したサカキの新芽を挿し木しました。
園芸に詳しい人に指導を仰いだものの、初めてのことなのでどうなるか心配だったのですが、杞憂をよそに無事に芽を開いてくれました。
2台あるうちの写真手前の鉢は今年出た若い芽。奥の1台は冬場に使っていた玉串をカットして刺したのですが、やはり成長ホルモンでもあるのか今年の新芽のほうが成長具合が良いですね。
ある程度成長したら境内に植え替えようと思います。
実は他にも栽培しているものがあります。
これが何か分かりますか?
これはセッコクといって、岩肌や樹上に自生する着生ランの一種です。
大雪で落ちてきた杉の幹を伐採していたときに発見。
植物学者の熊谷先生が育ててみては?とおっしゃられたので、目につきやすいところで育ててみることにしました。
着生植物なので空気中から水分を取り入れて成長するようですね。
幸い、ここは霧雲霞の立ち惑うところ…なので、水分には事欠かないでしょう。
セッコクは漢方薬として使われるらしく、薬用になることから医薬の神・少彦名命にちなんで「少名薬根(すくなひこなのくすね)」という呼び名もあるそうですよ。
ここには豊日別神とあわせて少彦名命をお祀りしているので、これも何かの縁!?と勝手にこじつけてみました(笑)
そろそろ花期ですから、うまくいけば今月中には花が咲くのではないでしょうか。
成長を見守っていくのが楽しみです。
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