本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆24℃
月初めの土曜ということで、月詣りの方が多くお参りに来られています。
高住神社では、一日・十五日が月次祭(つきなみさい)としてお祭り日になっています。
月次祭とは月ごとに行われるお祭りです。神社ごとに月次祭を行う日は若干違いますが、
一日・十一日・二十一日などを“おついたち”としてお詣りする日と定め、神棚や神社に参拝する風習もあります。
お寺では「縁日(えんにち)」として、仏様と縁を結ぶ日があり、
例えば、18日が観音菩薩の縁日、24日が地蔵菩薩の縁日、巳の日が弁財天の日と決まっています。
お地蔵さんの縁日を拡大して、“4のつく日”としてお参りすることもあります。
これらの日にお参りすると、より多くのお陰を頂けるとされているそうです。
また「正五九」として、正月・五月・九月をお参りの月とする慣わしがあります。
宗教的な意味というより、風習に近いのでしょうか。
この月にお参りする詳しい由来は分かりませんが、神社的な意味で考えれば、
正月は年の初め、五月は草木が芽吹く田植えの時期、九月は秋の実りと稲の収穫の時期で、
それぞれ祈願と感謝の時期に当たるのではと考えられます。
この月は“忌む月”として、祓いの意味を込めて神社仏閣に参拝すると良いとされ、
一説には月金神が北の方角に落ち着いているので障りが少ないからだという話も。
季節の変わり目で体調を崩しやすいから気をつけよ、と戒めを込めているという話も聞きました。
諸説紛々、これだという理由ははっきりしませんが、昔の人は日照時間や月齢など、
季節の流れで何か感じ取り、それを伝えるために意味を持たせたのかも知れませんね。
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