本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆１１℃
今日は香川県から団体の登山客が来ていました。
愛媛の突端からフェリーで大分へ、そこからバスで来て、朝６時から登ったとのこと。
英彦山ならではの珍しい御守や民芸品に興味深々の様子。
牛がいろいろありますね、と聞かれたので、高住神社と牛の関係について説明させて頂きましたが、
所変われば歴史も変わる、と熱心にお聞き下さいました。
初めての英彦山詣りの良い思い出となってくれれば幸いです。
本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆１２℃
先日、ジンジソウが咲いていることをお伝えしましたが、
ダイモンジソウが咲いているのを発見しました。
ジンジソウと比べてみましょう。
すぐに分かるのは花弁の枚数と形。
名は体を表すというか、体は名を表すというか、
見事「大」と「人」の字になっています。
それと葉のふちがダイモンジソウは丸みを帯びていて、ジンジソウは切れ込みが深いです。
登山者によると、このジンジソウはおそらくツルジンジソウではないかと。
うーん、素人には見分けはつかないですねえ。難しい。
どちらも境内で見られますので、探してみてください。
本日の高住神社の状況です。
◆晴れときどき曇り
◆１２℃
境内にジンジソウが咲いていました。
人の字に見えることから名づけられたジンジソウですが、
一瞬見ると、散りかけの花に見えて、もう終わりなのかな～と思ってしまいます。
だんだんと寒くなる季節にみせる可憐な花。
ちょっと持ち帰りたい気になりますが、大事な花なので見るだけにとどめておいてください。
本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆１４℃
今日は飯塚市まで安全祈願のお祓いに行ってきました。
高住神社の熱心な崇敬者で、毎月お参りに来てくださるアール工芸さんが新しく機械を導入したので、
その清祓の儀をすることになったのです。
アール工芸さんは、社寺建築の柱など木材加工・装飾の専門会社。
現在、その技術を生かして内装の装飾品なども手がけているそうですが、
私たちの手で日本の伝統を守ろうという設立当初の心に戻って、
神社仏閣の建築に力を入れていこうと決めたそうです。
無事に安全祈願・清祓の儀をおさめ、いよいよお披露目式。
コンピューター制御で希望通りの仕上がりにしてくれるそうで、日本でも数少ない機械だとか。
値段を聞いたところ、目の飛び出るような驚きの値段。
これで職人さんたちの行程が省け、格段に作業がはかどるようになって大助かりですが、
やはり最後の仕上げは職人の手による作業。
腕の立つ職人さんの目はどんなコンピューターよりも正確無比。
そして人の手で仕上げることで、魂が吹き込まれるのです。
社長の熱い志に胸を打たれ感動いたしました。
伝統文化を受け継ごうとする職人魂、大事にしていってもらいたいものです。
本日の高住神社の状況です。
◆曇り
◆１３℃
最近また天候が曇りがちな日が続いています。
軽く色づいた紅葉がありますが、急な冷え込みで勘違いしたのでしょうね。
山からは鹿の鳴き声が聞こえてきます。
百人一首にこういう歌があります。
『奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき』
猿丸太夫が詠んだとても有名な歌なので覚えている方もいらっしゃるでしょう。
聞こえてきたのはキューンという甲高い鹿の鳴き声。
遠吠えのような、かすれゆく寂しげな鳴き声で、秋の夕暮れに聞くと物憂げな気持ちになってしまいます。
猿丸太夫もこんな気持ちで歌を詠んだのでしょうか。
紅葉はまだもう少し。
踏み分けるような鮮やかな紅葉のカーペットが見られるといいですね。
