竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

下萌えや杖曳く人の目の冷し

2014-03-08 | 
下萌えや杖曳く人の目の冷し 丈子





啓蟄もすぎて
虫も冬眠から覚めて活動をする
樹木はいつのまにか花芽をつけている

道端には名もない草々が下萌ている
杖を片手の老が遊歩している
目礼して行き交ったが
その老のなんと涼しげな目であったことか

いろいろあった人生を達観した目なのだろう


下萌  読み方:シタモエ(shitamoe)

早春、大地から草の芽がもえ出ること