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啓蟄や万年床を裏返す たけし
2019/3/9 作
この季語はなじみやすいので例句も多い
類句類想に陥りやすいので注意が必要だ
掲句っはは3年前のもの
古稀こえの老年には啓蟄も日常だ
(たけし)
春(仲春)・時候
【啓蟄】 けいちつ
二十四節気の一つ。陰暦で2月の節。陽暦で3月6日ごろ。蟄虫(冬眠の虫)が戸を啓いて穴から出る意。春めいてくる頃である。
例句 作者
啓蟄の雲にしたがふ一日かな 加藤楸邨
啓蟄のこゑ夢の世は夢のなか 阿部誠文
啓蟄や水槽の藻が泡を生み 池田啓三
啓蟄の煙が松の幹のぼる 桂 信子
啓蟄や翅あるものも地を歩き 檜 紀代
啓蟄や失せ物出ぬと占ひ師 堀田幸子
啓蟄や日はふりそゝぐ矢の如く 高浜虚子
紅いセーター着て啓蟄の詩ごころ 小松崎爽青
水あふれゐて啓蟄の最上川 森 澄雄
啓蟄や生きとし生けるものに影 斎藤空華
啓蟄の雲にしたがふ一日かな 加藤楸邨
啓蟄のこゑ夢の世は夢のなか 阿部誠文
啓蟄や水槽の藻が泡を生み 池田啓三
啓蟄の煙が松の幹のぼる 桂 信子
啓蟄や翅あるものも地を歩き 檜 紀代
啓蟄や失せ物出ぬと占ひ師 堀田幸子
啓蟄や日はふりそゝぐ矢の如く 高浜虚子
紅いセーター着て啓蟄の詩ごころ 小松崎爽青
水あふれゐて啓蟄の最上川 森 澄雄
啓蟄や生きとし生けるものに影 斎藤空華
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