温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

フレキシブルガラスは携帯などにほんとうに必要?

2013-03-24 18:24:47 | コンピュータ、ハイテク
私は、フレキシブルガラスに大変興味がある。なぜなら、ガラスは硬いので曲げたら割れるという常識を超えたものだからだ。
今日はそんな曲げられるガラスの話題。サムスンが曲げられるディスプレイのデモをしたそうだ。
Samsung Announces Youm Flexible OLED Displays at CES 2013

フレキシブルガラスについて色々紹介しているのが下の記事。
注目を集めるフレキシブルスマートフォン--商品化までの課題と今後の可能性 - CNET Japan
フレキシブルガラスとフレキシブルスクリーンは少し前から大きな話題になっており、それは、International Consumer Electronics Show(CES)でサムスンが「Youm」と呼ばれる折り曲げ可能な有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイのデモを鳴り物入りで行ったときに頂点に達した。

下が実際展示会で発表した時の映像。皆の歓声がいいね!。
Samsung Youm Display - Flexible Display - AMOLED and Transparent OLED Screens

記事からの引用だけど、以前からコーニングのゴリラガラスというのが話題でしたね。
確かに、折り曲げ可能なWillow Glassと同様の材料にも、Corningのもっと有名な「Gorilla Glass」と同様の化学強化プロセスを施すことが可能かもしれない。Gorilla Glassは、今日の携帯電話やタブレット、ノートPCの多くを保護する外層を構成する材料だ。

下の動画ですごく曲がるのが後半に紹介されている。これは確かiphoneが発表された時にも使われましたね。
How tough is Corning� Gorilla� Glass 2? Corning puts it to the test.

記事によれば、巻物のようなディスプレイはほんとうに必要か?という疑問があげられている。ノキアの一部分だけが曲がり、元の正方形の状態に戻ることが大事ということのようだ。
Nokia's flexible user interface prototype demo

注目を集めるフレキシブルスマートフォン--商品化までの課題と今後の可能性 - (page 3) - CNET Japan
実現可能なことと実際に実現するかもしれないことを示す1つの好例が、Nokiaの「Nokia Kineticデバイス」だ。このデバイスは、少しだけ折り曲げることができるハンドヘルドコンピューティングデバイスの開発中のプロトタイプで、米CNETのStephen Shankland記者が2011年にロンドンでそれを目にしている。

折り曲げ可能な携帯電話が発売されたら、平均的な消費者はそれにいくら払うだろうか。確かに、フレキシブルな携帯電話は素晴らしいアイデアだ。しかし、目新しさがなくなった後、折り曲げ可能な携帯電話は、従来のまっすぐで折り曲げられないデバイスと比べて、実際のところどれだけ実用的なのだろうか。言い換えると、皆さんはポケットの形に合わせて変形する携帯電話に、どれだけ余分に代金を払ってもいいと思うだろうか。

普及するのは「丸められる」「折り曲げられる」ではなく「曲がった」形状か
 夢のフレキシブルスマートフォンの下絵を描くとき、リストから除外してもいい形状が1つある。それは、円形、つまり巻物のように丸めることのできるデバイスだ。
 丸められる携帯電話は「本当に愚かな考え」だ、とFrog DesignのクリエイティブディレクターであるMark Rolston氏は話す。

でも本当にそうかな?。結構大きなディスプレイ(32インチとか)が丸めて持って歩けるようになったら、結構人気が出るかもしれない。
記事にあるけど、これらを実現するのには時間がかかるようだ。プラスティックで実現するのか、あるいはガラスなのかなど。ディスプレイだけでなく、内部の部品バッテリなどもフレキシブルな形状に対応できないといけないからだ。