『政治の安定』と『経済成長』

2007年07月14日 | Weblog
今、日本経済は「失われた10年」を乗り越えて、息の長い景気回復を実現しています。

今後も持続的な経済成長を遂げていくためには、「政治の安定」が欠かせません。

具体的なテーマはイノベーション(技術革新)を生み出す規制改革が必要です。
規制が強い分野を、将来性あるものへ転換していくことや、広範囲に残る管制市場をさらに改革していく事が大切です。

それには、今回の社保庁の改革等と同様に既得権を守りたい勢力の抵抗を乗り越えていかねばならず、そのためにも『政治の安定』が引き続き必要条件です。

官製市場を守りたい民主党など野党が勢力を増やせば、制度改革が後退し、経済パフォーマンスに悪い影響が出ることは確実です。

●政治の安定による改革の主な成果
完全失業率 ピーク5.5%⇒3.8%(07年4月)
企業の経常利益 4年連続過去最高(07年3月期)
主要行の不良債権問題が正常化 8.4%(2002年3月期)⇒1.5%(06年9月期)
規制改革は1500項目以上を実現
イノベーションを促し、新見需要を創出


自転車道整備対策

2007年07月14日 | Weblog
国土交通省と警察庁は、歩行者との交通事故が急増している自転車の走行環境整備に関する対策を取りまとめました。
自転車の交通環境については、私も6月の定例会の一般質問でも取り上げました。

今回は国交省と警察庁が設置した『新たな自転車利用環境のあり方を考える懇談会』の報告書を踏まえた内容です。

①車道上での自転車通行が危険と考えられる場所
②歩道上で自転車と歩行者が込み合う場所…が緊急対策箇所に選定されました。

その上で車道の幅が広い場合は初動の左側に自転車道を設置し、車道の幅が狭い場合はカラー塗装などで自転車の通行空間を明確にする。
また歩道の幅が広い場合は歩道にカラー塗装で自転車の通行区間を明確にする。
そして、歩道の幅が広い場合は、自転車利用者に歩行者を優先し、自転車を降りて歩道を歩くように注意喚起する看板を設置したり、指導・啓発を行う。
道路管理者と警察の連携体制確立や自転車道整備に関するモデル地区の指定などの項目も盛り込まれています。今迄、置き去りにされてきた部分でもありますので実際の現場での工夫が伴ないます。
『一人の命を大切に』を貫くために身近な改善に全力で取り組んで参ります。