「多角的な青少年自立支援」  これからのことに悩んでいるあなたのためのプラットホーム 

2013年04月12日 | Weblog
◎よこはま東部ユースプラザがオープン!視察にてお伺いしました。


総務省によると、15歳~34歳の若者で仕事に就かず通学などもしていないニートと呼ばれる人たちは、近年60万人台で推移し、昨年は63万人と高止まりしています。

横浜市では、青少年相談センター、地域若者サポートステーション及び地域ユースプラザの 3機関を中心に、青少年の自立支援に取り組んでいます。

「地域ユースプラザ」は、不登校やひきこもり状態など困難を抱える青少年の自立を支援するため、方面別に整備を進めており、今回は、東部エリア(鶴見区中央)として、市内4か所目の開所となり、視察を行い関係者と意見交換しました。



よこはま東部ユースプラザは、自立を目指す若者一人ひとりに寄り添い、どのように自立していけばいいのか、次のステップをどこに置くのか、、そのためには、どうすればいいのか計画を立て、見直しや改善を繰り返しながら、、一人ひとりを手助けしていきます。

実施事業としては、

1、 第一次的な総合相談/電話・来所相談、継続した来所面接、家庭訪問 (相談電話番号045-642-7001)

2、 青少年の居場所/ひきこもり状態からの回復期にある青少年を対象に週5日以上(常設)、1日6時間以上の居場所の運営。

3、 社会体験・就労体験/地域でのボランティア活動やイベントへの参加による社会体験、及び地域商店街等と連携した就労体験などの実施。

4、 地域ネットワークの構築/地域で活動している NPO 法人や区役所などとのネットワークを構築し、関係団体との連絡調整や地域の青少年支援活動の情報提供など、ネットワークの核としての活動です。



多角的な青少年の自立支援を行う3機関の役割は、以下の通りになります。

・地域ユースプラザ …青少年相談センター及び若者サポートステーションの支所的機能を有し、総合相談をはじめ、居場所の運営、社会体験・就労体験の提供などを通して、青少年の自立及び社会参加を支援。

・青少年相談センター…青少年に関する総合的な相談やグループ活動等を通して、青少年の自立及び社会参加を支援。

・若者サポートステーション…若年無業者などへの総合相談をはじめ、アルバイト活動セミナー、ジョブトレーニングなどを通して、社会的自立、職業的自立を支援。

身近なところに相談できる場所があることを、まずは知ってもらう事が大切になります。