地域の中で人と人を結ぶ交流の場 「ふれあい・いきいきサロン」

2013年11月16日 | Weblog
◎新潟市で行われている「地域の茶の間」を応援する「ふれあい・いきいきサロン」を視察しました。



横浜市孤立を防ぐ地域づくり特別委員会の視察として、新潟市と新潟市社会福祉協議会で行っている「地域交流活動」、「ふれあい。いきいきサロン」にお伺いしました。

この事業は、地域の中でご近所さん同士の「仲間づくり」「出会いづくり」の場をすすめる活動で、高齢者だけでなく、子育て中の親子、障がいのある方、多世代での交流など、

身近な地域で気軽に、無理なく、楽しく、交流の場助け合いの輪を広げていくことを目的にしています。




今回、お伺いしたのは、中沢町内会館で開催をされている「サロンひまわり」。この町内は高齢化率が42%。

この町内会館で行われている「サロンひまわり」は、中沢町が社会福祉協議会より「ふれあいのモデル地区」に指定され、少子高齢化が進む中、町内では、独り暮らしの高齢者が多く、一人の民生委員では、目が届かない状況の中で、

町内の組織を統合して「ふれまち委員会」を発足して始まりました。

平成11年に発足した当初、民生委員2名を中心に、ボランテァイア4名の6名体制で入会勧告を実施。現在の会員は48名。




当日は、雨交じりの天候でしたが、多くの方が集り歌やゲームが本当に楽しそうに行われていました。

介護保険や障害者自立支援法などの公的制度や制度以外の心の部分のサービスを求めて、「地域の茶の間」を広げたとの事です。

こうした取り組みは、孤立や、閉じこもりの防止、健康維持・増進。生きがいや安心の提供。また、地域にとっての異世代交流、地域交流が地域の福祉力の向上へとつがっていくものと思われます。