医療・介護の拡充 疾病予防・早期発見&治療 24時間365日巡回型介護

2012年12月01日 | Weblog
◎今後の社会保障制度のあり方を検討する政府の社会保障制度改革国民会議の初会合が昨日開催されています。



国民会議は、税と社会保障の一体改革に関する民自公の3党合意で設置が決まり、社会保障の残された課題に議論し道筋をつけるために設置された重要な会議です。年金、医療、介護、少子化対策の4分野を中心に議論されます。

医療や介護、年金などの社会保障の給付は年々増加しており、総額は2012年度の予算ベースで109.5兆円に上り、この20年間で2倍以上に増加しています。

その主な原因は、高齢化の急速な進展や糖尿病、高血圧症、がん、循環器疾患などの生活習慣病の増加です。



そして要介護者も増加して介護保険の利用者は現在の452万人から25年度には1.5倍に膨れ上がる見通しで、医療費や介護費用も増えていきます。

また、公明党は長年、生活習慣病対策に取組み、疾病予防や早期発見・治療ならびに介護予防を強力に進めてきました。がん検診の推進や緩和医療の充実や子宮頸がんの予防ワクチン接種等の実現もこうした観点からの推進です。

心臓疾患や脳卒中から命を救うためのAEDの設置拡大や講習についても尽力、ドクターヘリの全国への配置も推進。

介護では、全国で総点検運動も行い介護ビジョンも提言し、不足する特養ホームや認知症高齢者グループホームの整備や、介護職員や看護師による24時間365日対応の巡回型サービスの着実な推進、介護従事者の処遇改善も重要テーマとして取り組んでいます。



医療機関に支払われる医療費が、毎年約1兆円も増加し、認知症高齢舎も300万人を超え続ける中で、医療・介護への取組みは、最重要テーマです。

国民会議を経て、しっかりとしてこの国の社会保障の充実を図っていかねばなりません。

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