新聞の国際欄を見ているとアメリカのトランプ大統領がドイツに駐留する米軍の数を減らす意向であるということがここのところ報道されている。
背景の事情として記事に書いてあることはドイツにおける安全保障関係のお金をドイツは経済力の割にはあまり出していない。なのでドイツの安全保障におけるアメリカの負担が過分なものになっているというようなことだ。
アメリカの主張にはもちろん理にかなった面はあるのだと思うけれど、ヨーロッパの安全保障に今までほど深くコミットする経済力がアメリカにももうなくなってきていることの裏返しであるようにも思える。
そんなときにこのコロナの流行。各国がロックアウトの解除を急いでいるのも、コロナの収束というよりも経済がもたないからという理由のほうが大きいようにも思える。
長引くロックアウトに人心がもたないというのもあると思うし。
本当に世界はどうなっていくのだろうと思う。
良き方向にこの世界が変わっていくことを自分としては祈りたい。