『沖永良部島』一周ポタは、島の最南端「知名町」で一泊して今度は最北端の空港を目指して北上します。
途中、西海岸の観光地「昇竜洞」と「田皆岬」を訪れます。
「昇竜洞」は全長3,500mのうち600mが一般に公開され、鍾乳石の発達が素晴らしく特にフローストーンは全国最大級です。
「昇竜洞」は、暗黒の地底に展開する全長3,500mの大規模な鐘乳洞。地下水がサンゴ石灰石を溶解し、一滴、一滴の雫(しずく)がつくり出した大自然の彫刻です。
天井から無数に垂れ下がる銀白色の鐘乳石は、東洋一といわれる美しさで、サンゴの海から生まれたその変容は、日本本土の鍾乳洞とは趣が異なります。鍾乳石や石筍(せきじゅん)には、クリスマスツリー・音楽堂・カニの横歩きなど様々な名前がついています。
続いて県道620号線を外れて「田皆岬」を目指します。
「田皆岬」は、沖永良部島、知名町の北西部にある岬。灯台や、岬から海を見渡せるビーポイントは海抜さ64mの崖の上にあり、崖から見下ろす海や空の景観はとても素晴らしい。
サンゴ礁が隆起した高さ51mの断崖絶壁で、崖から見下ろすコバルトブルーの海の景観と、白い波しぶきが岩を洗う荒々しい風景は圧巻です。
東シナ海に突き出した岬は高さ51mの断崖絶壁である。島内屈指の景勝地であり海を見下ろすと野性のウミガメが水面から顔を上げる姿を確認できる。奄美十景の一つ。映画「青幻記」のロケ地。
この辺りに生息するテッポウユリは、110年以上も続く歴史のある沖永良部島産のテッポウユリ「えらぶゆり」で鹿児島県のブランド産地として指定されています。
明治31年(1898年)、沖永良部島の沖合で嵐のため難破したイギリス船に乗っていたイギリス人によって世界に広められてました。
続く、、、