沖縄本島中部の読谷村は、米軍が最初に上陸した場所で沖縄戦の戦跡がたくさんあります。中でも有名なのが、沖縄戦で家族を失った悲しみを歌った「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の歌碑です。
「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の歌碑は、沖縄戦で家族を失った悲しみを歌った沖縄民謡の名曲「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の歌碑の作詞作曲した比嘉恒敏さんの出身地、読谷村楚辺のユーバンタ内に建てられた唄碑です。
「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の唄は、恒敏さんの娘4人でつくるコーラスユニット「でいご娘」の皆さんにより歌われ、広まりました。「艦砲ぬ喰ぇー残さー」は、笑いを誘う歌詞や軽快なリズムの中に、家族を失った悲しみや平和を願う心を歌い、多くの人の共感を呼びました。
「艦砲ぬ喰ぇ残さー」は「艦砲射撃の食い残し」の意味で艦砲射撃を生き残った人を食い残しと表現しているそうです。
そして近くには「ユーバンタの浜」があります。「ユーバンタの浜」は、閑静な住宅街の中にポツンとあるビーチです。
地元の家族連れや友達・カップル同士がのんびりと過ごすような場所で、観光客はほとんどいない穴場スポットとなっています。
白い砂浜と透明度の高い海も魅力的ですが、砂浜にある大きな岩場が特徴的でとても綺麗です。
このビーチはサンセットも綺麗なので、夕日を目的に訪れるのも良いでしょう。
また、海辺には綺麗に整備された「ユーバンタ」公園があり、トイレや東屋、遊歩道〜遊具があり、家族連れには特に嬉しい穴場ビーチです。
海岸に突き出た半島には、波打ち際ぎりぎりの所に造られた洞窟陣地があります。読谷村の戦跡です。
陣地は海蝕洞窟を利用して構築されていますが、海に面した前面は積み石で囲み一部はコンクリート壁となっており、左右に銃眼が残っています。この洞窟陣地はアメリカ軍上陸に際して使われたような様子はないようです。
洞窟陣地の裏には「楚辺ビーチ」があります。「ユーバンタの浜」と似て「楚辺ビーチ」も、人が少なくて静かな隠れ家的ビーチです。真っ白な砂浜と透明度の高い美しい海が、訪れる人々を癒してくれます。観光地化されておらず、住宅街の中にポツンとあるようなビーチなので、混雑を避けたい人には特におすすめです。
続く、、、
ブログランキングに登録中です。ポチッとお願いします。
沖縄ランキング