おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

憧れのハワイ・マウイ島の旅⑩かつての捕鯨基地『ラハイナ港』

2020-07-19 07:37:19 | 旅行
かつてハワイ王国の首都だった「ラハイナ」、捕鯨で繁栄した街としても知られ、当時の面影が今でもいたるところに残されています。



この街の歴史はカメハメハ大王の時代にまで溯(さかのぼ)り、カメハメハ2世が王位を継承すると、故郷ラハイナに王国の首都を設置。1845年まで、ハワイ王朝の中心として栄えました。



そんな首都を構えた年に、アメリカの捕鯨船が来航。この後、1850年代にかけて、アメリカ捕鯨船団の基地となり、王家の庇護(ひご)を受けた宣教師たちも住み着くようになったのです。



『ラハイナ港』の正面にある立派な建物「オールド・ラハイナ・コートハウス」、1859年に建てられたもので、1925年に改築。



捕鯨全盛期に罪を犯した気性の荒い船乗り達を裁く当時の裁判所でした。



入り口から中に入ると古き良きアメリカの世界が広がり、きしむ階段を2階に上がります。



すると2階の窓からは「ラナイ島」が見えてきました。この景色はずっと昔とかわらないのでしょう。



そしてテラスに出ると『ラハイナ港』が一望できます。小さな港で今では観光用のクルーズ船の基地になっています。



反対側の景色には町のシンボルになっている巨大な「バニヤンツリー」見えます。1873年に植えられたものでハワイ最大級の「バニヤンツリー」です。



コートハウスの隣には「ウォーター・フロント砦跡」があります。1831年から32年にかけて、悪行を働く捕鯨船からの砲撃を避けるために建設されたもので、リーフから切り出されたサンゴのブロックでできており、現在の砦跡は1964年に復元されたものだそうです。



コートハウスの前には「大砲」が置かれていますが、これは1816年ごろにラハイナ沖で沈没したロシア船から引き揚げられたものだそうです。



かつてのハワイ王国の面影を垣間見れる『ラハイナ港』でした。


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