『境川』ポタリングは更に下って行くと巨大な橋の下を通ります。「横浜水道境川水路橋」です。神奈川県と共同で運用している相模川の寒川取水堰から取水し、横浜市戸塚区の小雀浄水場まで約12.4kmの導水路の橋です。
『境川』ポタリングは開放的な気持ちで川沿いをまっすぐ走り続けられます。藤沢市立大清水中学校の辺りは「大清水境川アジサイロード」があります。
そして更に下ると国道1号線を交差します。この辺りから藤沢市街地に入ってきます。
近くにある「御殿辺ポンプ場」で下水道を『境川』に流しています。
その隣には「藤沢市民病院」があります。藤沢市・茅ヶ崎市へ24時間体制で高度医療を提供する救命救急センター、小児救急医療拠点病院、地域がん診療拠点病院、地域周産期母子医療センターなど、さまざまな機能を持つ地域の基幹病院として、高度急性期・急性期医療を担っています。
『境川』は藤沢市市街地に入りると緑がなくなってきて街中を流れる水路となります。
鎌倉時代以前からあった「御殿橋」付近では、一端緑が蘇りますが、再び水路の川となります。
そして、「藤沢橋」に到着です。東海道五十三次六番目の「藤沢宿」の近隣の『境川』に架かる橋です。欄干の石に藤の花が描かれており欄干の上が灯籠になっています。旧東海道と旧江の島道の分岐点で、江の島詣や大山詣で古くから、このあたりは賑わっていたようです。
「遊行寺橋」と「藤沢橋」の間に市指定文化財の「江の島弁財天道標」がたっています。この道標は、管を用いて鍼をさす管鍼術の考案者で、江の島弁財天を厚く信仰していたといわれる杉山検校が、江島神社に参詣する人々が道に迷うことのないようにと寄進したものと伝えられています。
案内板を見ると「遊行寺橋」のすぐ隣には、弁財天と書かれた江の島一の鳥居があったようです。道標は遊行寺ロータリーなど他にもあるようですが、市内所在12基が藤沢市重要文化財に指定されているそうです。
続いて下流に進むと「東海道本線」と交差します。
更に下り河口に向かって行きます。
続く、、、
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