五島列島福江島の教会群

下五島の五島市には20の教会があります。福江島にはそのうち13の教会があり、どんな教会か伺ってみました。

まずは島の北側の三井楽地区にある『三井楽教会』、
モダンなモザイク模様の壁画があり、貝殻や陶器など色鮮やかで教会内部のステンドグラスも細部に亘り見事な作りと色の配色が絶妙です。





続いて島の東に向かい岐宿地区にある『水ノ浦教会』、
1938（昭和13）年に鉄川与助設計施工により建てられた木造の優美な教会堂です。木造教会堂としては最大規模であり、白亜の天主堂が空に尖塔がそびえる光景はとても美しいです。



裏山にはキリシタン墓地があり、水ノ浦教会を向いています。



岐宿地区の近くにあるもう一つの教会『楠原教会』、
内部はリブ・ヴォールト天井、外観はレンガ造りのゴシック様式で、下五島に現存する教会としては、堂崎教会に次ぐ2番目に古い歴史ある教会です。



福江島一周のドライブには三菱の電気自動車(iMiEV)を使いました。とても静かで快適な電気自動車ですが、満タンでの航続距離が100km前後なので２～３回充電しながらのドライブでちょっとヒヤヒヤでした。



上五島の教会はどこも特徴があり、しっかりと地域に根を降ろした印象でした。


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