おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

灰かぶり酒甕の『琉球南蛮ようざん窯』@沖縄八重瀬町

2018-06-20 06:16:23 | 旅行
酒甕窯巡りの第3弾は、沖縄県八重瀬町にある『琉球南蛮ようざん窯』です。国道507号線を南に下りちょうど国道331号線と交わる場所、南側の緑地帯にあります。近くには『汗水節の碑』があります。



『ようざん窯』は穴窯(薪窯)で、一度火入れがされると一週間は火を絶やさないようです。



その間、窯は開けることもできず、ただひたすら温度計と炎をにらみ合いながら、燃え盛る炎を操り、窯の陶器を焼き締めていきます。



焼き上げた後、そこからまた約10日ほどかけて徐々に熱を冷ましていき、焼き上がりは窯を開けるまではわからないようです。



こちらは工房で焼く前の嘉瓶(ユシビン)や酒甕(サキガーミ)が見られます。



ようざん窯の灰かぶりの技法は何回か灰をかけて焼くようです。



『ようざん窯』の特徴である『灰かぶり』は、通常は、釉薬(ガラス質)などを塗り色づけしますが、ここでは一切使用せず、灰をかけて、溶けてこのような光沢を生み出しています。



窯の中で舞う、灰が生み出す 神秘の世界のようですねぇ。



ようざん窯の『灰かぶり酒甕』、是非欲しい逸品ですねぇ。


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