今日の朝日新聞の「天声人語」に
久部良小学校一年生
安里有生くんの朗読する詩に
目頭を熱くした人もいたのではないか
と紹介されていました
沖縄慰霊の日の追悼式で朗読されたんですね
天声人語の中ではその詩の一部が抜粋されていました
全文を読んでみたくてネットで探したらちゃんとありました
へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。
ねこがわらう。
おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。
せんそうは、おそろしい。
「ドドーン、ドカーン」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。
へいわなかぞく、
へいわながっこう、
へいわなよなぐにじま、
へいわなおきなわ、
へいわなせかい、
へいわってすてきだね。
これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。
この詩の前では
政治家が大仰に「平和」って叫ぶ声が空々しく聞こえます
平和って
小さな幸せが身近に沢山あるってことじゃないかしら
お友達がここのとこバタバタしてたけど
やっといつもの日常を取り戻せた
ってホッとした表情で言ってました
いつもの日常がすごせるってことがどんなに幸せなことか
この詩を読んで、
あらためて辛坊さんじゃないけど
ああこの素晴らしい国に生まれて良かった
とこれからもずっと思いたいものです
そう、そのためにもおばちゃんもおばちゃんにできることを何か探して頑張らないとね
