春だ~!!!
お正月に一輪だけ咲いていた、サクラソウが今満開です。
今日、朝日新聞の天声人語に
このところ東京では、暖冬というより春が来てしまったような陽気が続いている。
と書いていました。
いつもなら、もう春が来るのが待ち遠しくて待ち遠しく仕方がないのに、今年は「春が来てしまった」です。
少し、春に気の毒な気がします。
「あれ?早すぎた?・・・・」
春さんは、な~んも悪くはないのよね。
地球温暖化って、私達世代の責任!
お天気予報のお姉さんが「春の4K」に気をつけましょうって。
風邪・花粉・乾燥・火災
そういえば、あの人もこの人も花粉症だったな~。
今日は、文章講座の日でした。
先週出した宿題を先生がお化粧直ししてくれました。
時間があったら読んでいってください。
テーマは、好きな場所・好きな町です。
所定の場所
「そういうのを上品なわがままって言うのよ」
その一言で、万事おさまる場所におさまりました。
団地の中の高齢者のつどいの会でのことです。
私達ボランティア会員は、公民館の二部屋を開け放し、机を並べ、座布団を敷きます。
会場の準備がまちきれないかのように、早々と高齢者の方々が入ってこられます。
友達と誘いあわせて来られる方。
ご家族に送られて来る方と様々です。
ご挨拶をすませ、それぞれ所定の場所に座ります。
そこは誰々さんが座る場所。
そのお隣は仲良しの何々さん。
これはみんなの暗黙の了解です。
その日の集まりには、初めて参加された方もいて、いつも以上に、盛り上がっていました。
そして、最後のお一人が来られた時には、空いた席は一箇所だけ。
その場所は、床の間を背にした上座の真ん中です。
このご婦人は、いつも座る所定の場所を目で探します。
しかしそこには、新しく入られた方が、にこやかに座っています。
みんなが
「ここ、ここ。」
と一つ残った上座を指さします。
「え~、私、そこにはとても座れません」
と頑なに言い張ります。
確かに、その日集まられた方の中では、まだお若い方です。
その気持ちもよくわかります。
しかし、すでにどっしりと腰をおろした方たちは、どなたも動こうとはしません。
下座に座っているボランティアの私が
「かわりましょう」
と言うわけにもいきません。
にわかにその場の雲行きがあやしくなりました。
すると、お一人のご婦人が、微笑を浮かべながら
「そういうのを上品なわがままって言うんですよ。
はい、わがままを言わずにそこへお座りなさい」
「上品なわがまま」の一言にあちこちで笑い声がおこりました。
その一言でその場はもとの和やかさを取り戻しました。
上座に座るのをためらっていたその方も
「わがままを言うのはやめましょう」
と一つ残った席に腰を下ろしました。
そこでその素直さに又拍手。
たかが上座。されど上座。
歳を重ねるごとに、座る場所へのこだわりも強くなります。
かく言う私も、文章講座では新参者。
一番後ろの席で、なるべく目立たぬように講義を聞いているつもりなのですが・・・・。
おわり
最後までおつきあいくださってありがとうございました。
来週は、宿題はお休みとのこと。
ふう~。
今日の私の小さな幸せ
文章講座が終って、即行、「幸せのちから」を観てきました。
泣くだろうと、ハンカチ持ってスタンバイしていたら、横の女性が私が泣きモードに入る前から、オイオイ泣き始めました。
なんか、すっかりお株を奪われたような気がして・・・・。
でも、とってもいい映画でした。
お勧めです。