田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

火野正平逝く

2024-11-20 20:30:35 | 映画いろいろ

 火野正平を最初に認知したのは、テレビドラマ「飛び出せ青春」(72)の兵藤という足の悪い生徒役。レギュラーではなく、まだ本名の二瓶康一を名乗っていた。それが翌年、NHK大河ドラマの「国盗り物語」(73)で木下藤吉郎(羽柴秀吉)というはまり役を得て大ブレークしたのだから驚いた。秀吉役は何人もの名優が演じているが、火野の秀吉はその中でもトップクラスに入る名演であった。また、「傷だらけの天使」(74)の乾亨役は、当初は水谷豊ではなく火野で決まりかけていたという。火野の亨も見てみたかった気がする。

 一方、私生活では次々に女性と関係を持ち、プレーボーイとして世間を騒がせる男としても有名になった。当時、中学生だった自分は、特に二枚目でもない火野が何でそんなにもてるのか不思議だったことを覚えている。

 その後は、「長崎犯科帳」(75)出島の三次、「服部半蔵 影の軍団」(80)の大八、「必殺」シリーズといった時代劇や「2時間ドラマ」の名脇役として活躍した。

 そんな彼のイメージを一新したのは、NHKの紀行番組「にっぽん縦断 こころ旅」(11~)で自転車に乗って全国を訪ねる姿を見せてから。そのイメージの違い加減は、まるで「釣りバカ日誌」シリーズの三國連太郎のようだと思ったものだった。

 最近では、『生きててよかった』(22)のボクシングジムの会長、『鬼平犯科帳 血闘』(24)の相模の彦十、『ラストマイル』(24)の下請け宅配ドライバー役などで渋いところを見せていたので、自転車ばかり乗っていないでもっと映画やドラマに出てよと思ったものだった。

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第37回東京国際映画祭 審査員特別賞『アディオス・アミーゴ』

2024-11-07 11:52:13 | 映画いろいろ

 第37回東京国際映画祭。グランプリは吉田大八監督、長塚京三主演の『敵』。審査員特別賞にコロンビア製のマカロニウエスタンともいうべき『アディオス・アミーゴ』が選ばれたのは喜ばしい。

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/532993018ce4b4ca971367dacdbb2cb7

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楳図かずお『アゲイン』『漂流教室』

2024-11-05 17:27:08 | 映画いろいろ

楳図かずおの漫画は主に小学生から中学生の頃に読んだ。

『ウルトラマン』『少年マガジン』(66~67)
『猫目小僧』『少年画報』など(68~76)
『おろち』『週刊少年サンデー』(69~70)
『漂流教室』『週刊少年サンデー』(72~74)

 その中で一つ挙げろと言われたら迷わず『アゲイン』『週刊少年サンデー』(70~72)を推す。

 元大工の主人公・沢田元太郎は65歳。偶然若返りの薬「アゲイン」を風邪薬と間違えて飲んで少年に若返りし、夕陽ヶ丘高校に入学して波乱を巻き起こす。後に楳図の代表作となる「まことちゃん」が元太郎の孫として登場する。シュールなギャグをちりばめながら、男女や老人についての問題の核心を描いていた。元太郎の年に近くなった今読んだら身につまされてしまうだろうか。


『漂流教室』(1987.7.23.有楽町シネマ1)は、大林宣彦監督が映画化した。

 自称「尾道三部作」を撮り終えた大林宣彦が楳図かずおの世界をどのように映像化したのか興味が湧いた。そしてSFXの使い過ぎが目につき、『転校生』(82)以前の“映像遊びの大林”に戻ったかと思いきや、何のことはない、日本映画には珍しいキザなセリフ満載の恋愛劇を臆面もなく描く大林ワールドの独壇場になっていた。

 ここまでやられると、これは才能と言ってもいいのではと思わされる。愛情表現で照れてしまうことが多い邦画界にあって、それをファンタジーの域にまで持っていってしまう、強引とも思える大林演出は、貴重な存在という言い方もできるのだ。元の世界に帰れない絶望的なタイムスリップを描きながら、子どもたちをアダムとイブのように見立てて希望のある再生劇としたところもいかにも大林らしい。

 子どもたちにいきなりミュージカルをやらせたりする場違いなシーンもあるが、総じて彼らは巧みに演じているし、懐かしのトロイ・ドナヒュー、かれんな南果歩とのからみも悪くない。原作の楳図の世界とは全く異質のものとした大林の強引さが、良くも悪くも印象に残った。 

【今の一言】楳図はあまりにも原作と違う映画の出来に疑問を呈したという。さもありなん。

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西田敏行 映画編『釣りバカ日誌5』『釣りバカ日誌6』

2024-10-23 08:17:35 | 映画いろいろ

『釣りバカ日誌5』(92)(1993.1.30.丸の内松竹.併映は『男はつらいよ 寅次郎の青春』)

 低迷した寅さんを、ここ4作の笑いで随分と救ってきた感があったこのシリーズにも、どうやら疲れが見えてきたようだ。何より、トライアングルの一角である石田ゆりが明らかにしらけて演じているように見えるし、西田敏行と三國連太郎のコンビも結局はパターンにはまってしまって、最初の頃の新鮮味が感じられなくなってしまった。

 確かに、高度経済成長期に作られた「社長」や「無責任」シリーズの乗りに近いものを、谷啓、加藤武、戸川純といったレギュラー脇役たちとの絡みに見ることはできるのだが、果たしてそれが今の転職ブームのサラリーマン社会の清涼剤となり得るかと考えると疑問が残る。

 まあ、ここらでもうひと踏ん張りできるか否かが今後のシリーズ継続の鍵となるだろうが、5作も作ってくればこうした危機感が浮かぶのは仕方がないこと。最近の「男はつらいよ」シリーズを救ってきたこのシリーズが、逆に45作も作ってきた「男はつらいよ」シリーズの偉大さを感じさせたのは皮肉なものである。


『釣りバカ日誌6』(93)(1994.2.16.丸の内松竹.併映は『男はつらいよ 寅次郎の縁談』)

 三國連太郎はこの6に出るのを躊躇したらしい。出演者が疑問を感じながら演じたら、もはやシリーズ映画の終わりは近い。実際、この映画の出来は良くない。

 思えば、このシリーズも開始当初は新鮮な笑いを提供したというのに…。コメディの寿命は短くもはかない。これはもはや今の日本映画にプログラムピクチャーを作る力や余裕がないことの証しでもある。ただし、このシリーズが併映作として「男はつらいよ」シリーズの落ち込みを救ったことは記憶にとどめておくべきだろう。


 【今の一言】自分にとってのこのシリーズの鑑賞は「男はつらいよ」シリーズの終焉とともに終わった。この後シリーズは『釣りバカ日誌20ファイナル』(09)まで続き、浜ちゃんの妻みち子役は「7」以降石田えりから浅田美代子に代わった。

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西田敏行 映画編『釣りバカ日誌3』『釣りバカ日誌4』

2024-10-22 10:06:03 | 映画いろいろ

『釣りバカ日誌3』(90)(1990.12.31.丸の内松竹.併映は『男はつらいよ 寅次郎の休日』)

 このシリーズも3作目となった。寅さんのパワーが落ちたためのシリーズ化だったのだが、3作目にして、マドンナ(五月みどり)が登場しての一騒動、浜ちゃんへの懲罰、いろいろあってのハッピーエンドというパターンができてしまった。

 それでも、西田敏行と三國連太郎が、初期の「男はつらいよ」の渥美清と森川信のような味を出しているから、何とか見られるのだが、西田と三國のどちらかが欠けてしまえば、シリーズとしては成立しなくなるのだから、実際は寅さん同様の綱渡りのシリーズということになる。

 従って、寅さんの跡継ぎができたと素直に喜べない。結局、シリーズにおんぶにだっこするのではなく、もっと斬新な発想を持った若き才能が今の日本映画界には必要なのだと思う。


『釣りバカ日誌4』(91)(1992.1.25.丸の内松竹.併映は『男はつらいよ 寅次郎の告白』)

 寅さんもどきの流れだった3で、そろそろ危ないなあと感じさせたものの、この4ではそこそこ盛り返してきた。というより、コメディシリーズとしての笑いのコツをつかんだとも思える。また、西田敏行、三國連太郎、石田ゆりの3人を映画の中心に戻したことが功を奏していた。

 ただ、シリーズが始まった時にすでに危惧していたのだが、この3人によるトライアングルのバランスが崩れれば、その瞬間、シリーズとしては成立しなくなってしまう。そう考えると、4本作ってきたが、サイドストーリーだけではもたないことを証明してしまったのだから、結局この危惧を消し去ることはできなかったということだ。

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西田敏行 映画編『釣りバカ日誌2』 

2024-10-21 20:09:49 | 映画いろいろ

『釣りバカ日誌2』(89)(1990.2.3.丸の内松竹.併映は『男はつらいよ ぼくの伯父さん』)

 これまでの松竹2本立て興行の併映作は、「男はつらいよ」シリーズの添え物的な映画が多かった。今回はシリーズものとして並行する形で上映されたわけだが、それは取りも直さず本家の“寅さん”自体のパワーが落ちているのが最たる原因だろう。

 結果的には、そこにうまく入り込んだ形とはいえ、シリーズ化されることになったのは、ひとえに西田敏行、三國連太郎、石田ゆりの見事なトライアングルの妙味にほかならない。特に、三國の余裕のあるコメディリリーフぶりは、これまでは重厚な役が多かったこともあり、さすがと思わせるものがある。

 こうした、イメージギャップを生かした配役が、日本映画には欠けているところであり、引いてはそれが役者の芸域や可能性をせばめ、固定したイメージを持たせてしまうという悪循環を生んでいる。その点では、この映画の三國を見習うべき俳優はたくさんいるのではないだろうか。

 ところで、この映画で描かれた大企業のサラリーマンの日常、例えば、うその休暇届、懲罰委員会、助命嘆願という流れが、あまりにも現実離れをしていると嘆いた某評論家がいたが、もともと原作漫画の、社長と平社員がプライベートで釣りをする時は立場が逆転すること自体が夢物語なのだから、この手の映画に細かいリアリティを求めるのもどうかと思う。

 

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西田敏行 映画編『釣りバカ日誌』

2024-10-21 08:34:23 | 映画いろいろ

『釣りバカ日誌』(88)(1989.1.14.松竹セントラル2.併映は『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』)

 釣りをこの上なく愛する浜崎伝助(西田敏行)は、鈴木建設四国支社高松営業所に勤めているが、釣り三昧の日々を過ごしていた。ところが、本社人事部のコンピューターの入力ミスで、東京本社の営業部に転属させられてしまう。やがて伝助と、鈴木建設社長の鈴木一之助(三國連太郎)が、ひょんな事から知り合い、釣りを通じての秘密の関係が始まる。

 これまで山田洋次の流れをくむ監督たちは、この映画の栗山富夫も含めて、師匠ほどのうまさがなく、ギャグが空回りしたり、つまらない人情話で終わってしまう場合が多かった。ところがこの映画は、そうしたマイナス面を感じさせないからっとしたコメディとして面白く仕上がっていた。

 もちろん、そこには原作漫画の持つ味の良さもあるのだろうが、何といっても西田敏行、妻役の石田えり、そして三國連太郎が抜群の演技を見せたことが大きい。中でも西ヤンは、あの顔と体からにじみ出る温かさとおかしさが、主人公の浜崎伝助の異常とも思えるような人の良さと見事に結びついて、全く嫌味を感じさせないところは特筆に値する。やはり彼には『敦煌』(88)のような役よりも、こうした味を捨てずにやり続けてほしい。ほかにこんな味が出せる俳優はいないのだから。

 東京でのロケ地は何とわが家の近くの北品川周辺。釣り好きにとっては船宿があるこの辺りは天国にも思えるのだろうが、船酔いする自分にとっては別にどうということもない。ただ、船による通勤は一度やってみたい気もする。

 

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西田敏行 映画編3

2024-10-20 20:49:25 | 映画いろいろ

『ステキな金縛り』(11) 更科六兵衛


https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/59bbf68bf19c5e48028e3cd5c57339e3


『星守る犬』(11)

完成披露記者会見と舞台あいさつを取材:東京国際フォーラム
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/4077


『ギャラクシー街道』(15)堂本博士

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/309d911a441c9622e52de448d56811dd


『マエストロ!』(15)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e4e2d07e213db27854941f324368b25a


『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)浪矢雄治

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fd792a11159838185b5962a9c5b77c93


『清須会議』(19)更科六兵衛
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/84ad76449fc1217a568f5f99dd6dcd42


『新解釈・三國志』(20)蘇我宗光

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/03610e95ed3ba31dfe4941a5d611e130


『大怪獣のあとしまつ』(22) 西大立目完

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a6618b091ab700559e695b92f86b5fb2

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西田敏行 映画編2

2024-10-20 15:39:04 | 映画いろいろ

『THE 有頂天ホテル』(06)徳川膳武

 監督・三谷幸喜。所々に楽屋落ちの冴えは見られるものの、全体的には雑多な登場人物のキャラクターが整理されておらず、大風呂敷を広げ過ぎて収拾がつかなくなった印象を受けた。

 一カ所に集まった人々のドラマを並行して見せる、いわゆる『グランド・ホテル』形式をきっちりと描くには、よほど演出力に長けていなければ難しい。それを上滑りのスピード感だけで描こうとしたところにこの映画の失敗があると思う。「♪ドンキホーテ、サンチョ・パンサ♪」の歌はちょっと耳に残るが…。三谷さん今回はちとお遊びが過ぎましたねえ。


『丘を越えて』(08)菊池寛

 菊地寛と彼を取り巻く人々を描いているのだが、尻すぼみの人物伝になってしまった。なにより、男たちを惑わせる池脇千鶴を魅力的に撮れていないから説得力に欠けるし、何故ラストだけをミュージカル風にしたのかもよく分からない。とは言え、西田敏行は”誰を演じても西田敏行"という点では、別の意味ですごいと言えるのかもしれない。


『ザ・マジックアワー』(08)天塩幸之助

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c224fee8be74f6210ab06b1cccb4fbad


『ラーメンガール』(09)マエズミ

 山崎努を特出させているのをはじめ、全体的に伊丹十三の『タンポポ』(85)の影響を強く感じるが、後に残るのは『ベスト・キッド』(84)になり損ねた珍品という印象。日本人のラーメン職人(西田敏行)とアメリカ人娘という師弟の心の変化の描き方が雑で、見ていてイライラしてくる。主演のブリタニー・マーフィはドラッグで若死にしたらしいが、この映画でもかなり病的な感じがし、陰惨な印象を受けた。


『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』(09)滝沢寛治(園長)

 くせ者役者たちがみんな楽しそうに飼育係りを演じている。特に西田敏行と長門裕之の絡みには、往年の「池中玄太80キロ」を思い起こさせられ、ちょっとうるっときた。これはマキノ雅彦(津川雅彦)の演出の妙なのか。意外な拾い物だった。


 

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西田敏行 映画編1

2024-10-20 14:37:19 | 映画いろいろ

『悪魔が来りて笛を吹く』(79)金田一耕助

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fd4ce566775e74e9d01cead0bff8b4d0


『太陽を盗んだ男』(79)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/31c83a17097aa1a3dbf4aa93c0f22962


『がんばれ!! タブチくん!!』(79)タブチ(声)
『がんばれ!! タブチくん!!第2弾 激闘ペナントレース』(80)
『がんばれ!! タブチくん!!初笑い第3弾 あゝツッパリ人生』(80)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/dfdd15befc590396f4c6a8809cd5caf5


『北斎漫画』(81)曲亭馬琴


『植村直己物語』(86)植村直己


https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1b28de9799f8742035ac6d0d5d988a8e


『敦煌』(88)朱王礼

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/cd750df658459d67c7dad9f9b6dc8a8f


『学校』(93)黒井先生

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/920916d43907e5e90941953e39136e3e


『学校Ⅱ』(96)(1996.10.26.渋谷セントラル) 青山先生

 山田洋次監督が前作『学校』(93)の夜間中学に続いて、今度は養護学校を舞台に選んだ。これは好意的に捉えれば、普段は日の当たらない教育現場を知らしめる地道な創作活動だといえるが、今回は場所が場所だけに、描き方のバランスを間違えると際物になりかねない危うさを含んでいる気がした。そしてその予感は残念ながら半ば的中してしまった。

 今回も山田監督お得意の回想劇の形が取られているのだが、彼にしては珍しくつながりが悪いところが多いし、ラストに至っては熱気球の登場があまりにも唐突で、狙ったであろう高揚感も解放感も浮かんでこなかった。

 山田監督と共同脚本の朝間義隆の養護学校の生徒たちに対する思い入れや、社会に対する怒りが空回りして、見ながらつらい思いがするだけなのだ。これまでの山田監督の作風は、前作の『学校』も含めて、奥に怒りを潜めながら、救いや余裕があったために、われわれ受け手も構えずに見ることができたのだが、この映画にはそうしたものがない。監督が映画を通して声高に自らの主張や思いを述べることの難しさを感じさせる1本だった。


『虹をつかむ男』(96)白銀活男


『虹をつかむ男 南国奮斗篇』(97)


 

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